オチャサイズのブログ

お茶の効能を運動に取り入れたエクササイズです。

信長にたずねよ・・・②

2010年05月12日 | 信長にたずねよ


普段、DVDを購入して家で観るって事を、めったに(ほとんど)しないのですが、このDVDだけは別です。
「火天の城」 織田信長の居城、安土城建築をテーマにした映画です。 戦国時代の映画にもかかわらず、合戦のシーンは無く、信長ではなく宮大工(岡部又右衛門)が主役です。
「火天」とは、真夏に照り付ける太陽を意味しています。 ギラギラと煮えきった太陽が信長のイメージなのです。

http://blog.goo.ne.jp/ochacise/e/3fe372e5b3ea3430616f23819fb0e7e7
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昔から?ブログを見ている人は知っていると思いますが、大の「信長好き」でございます。・・・ 完成後、わずか3年たらずで焼失した幻の城「安土城」・・・ 映画を観ていると「行きたい」衝動に駆られ、数年ぶりに聖地に足を運びます。



滋賀県近江八幡市安土町。 信長は、岐阜と京都の中間で琵琶湖の水運を活用できるこの地に居城を構えました。
現在は、その存在をまったく感じさせないほど、ひっそりと佇んでいます。 言われなければ普通の山です。・・・

  

駐車場の目の前が【大手道】 山頂へと向かう180mの直線的な石段です。 
途中、その両脇には羽柴秀吉(豊臣秀吉)や、金沢にゆかりのある前田利家の屋敷跡があります。
 


敵の侵入を避けるためか、階段は急勾配に加え、一段(一歩)が高い・・・  これでは、敵どころか味方も苦労しそう・・・ 
なんて事を思いながら一歩一歩。 「オチャサイズ」よりも息が上がりますね・・・

  

最後の階段を上ると、安土城天主台の礎石が見えてきます。 礎石がある部分が地階で周囲は石垣で囲われています。

  

当時、その姿は5重6階地下1階で最上階は金色、下階は朱色の八角形をしており、内部は黒漆塗りと、華麗な障壁画で飾られていたといいます。 また、安土山は3方を西湖に囲まれており、眼下まで水がありました。



天守跡からの展望・・・ 遠くには琵琶湖を望むことができ、眼下(内湖)は干拓され埋め立てられて小さくなった西の湖が安土山の西側に残るのみです。
時代が変わっても、見える景色が違えども・・・ ここで、何を想う・・・

天下統一目前、家臣の謀反により自害した信長・・・ その主の後を追うかのように半年後に焼失した幻の安土城・・・ わずか3年の生涯。 
天下統一の礎を築いた要塞は、朽ちても今なお輝きを放ち続けている。・・・(キモト)
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