尊敬する 岡本太郎 も愛した野沢温泉・・・ 生前はスキーや道祖神祭りを通じて深いつながりをもち、数々の作品を村に残しました。
その一つが、役場前にある 「乙女」 の像です。
建物と見つめ合うように立っていて、これも一目で岡本太郎の作品だとわかります。
さすがにコレを見て 乙女 を想像する人は少ないだろうなぁ・・・
見れば見るほど何か不気味な感じがしてきます。
その恐怖みたいなものが湧き立つ心境こそが、彼の作品の真骨頂だ思うんだよね!
はぁ てな顔で、相変わらず首を傾げている人が真横にいますが、解らん人はにはわからんのです!
ここにもいつもの独特な文字で作品名が書かれています。
へぇ~ カッパじゃないんだ・・・ コラっ
後ろ姿はNHKの教育番組に出て来そうな着ぐるみみたいな姿をしています。
これを 「乙女」 と言い切っているあたり流石ですわ。 この感性は唯一無二です。
同じようなモノが溢れている時代に、これほどインパクトがあって、一目で それ とわかる存在を生み出せる人はいないだろう。
この作品の前に来ても、やはりそう思ってしまった・・・
今、オリンピックエンブレムの模倣や盗作で騒がれていますが、もし彼が生きていたならばその口から何を語っただろうか・・・(キモト)
誰もが、あえて出る釘になる決意をしなければ、時代はひらかれない。 【岡本太郎の名言】より