今回紹介する温泉は、長野県の下諏訪にある「毒沢鉱泉」です。
「毒沢鉱泉」には、中央自動車道を岡谷ICで降り 国道20号線で10分ほど北上して向かいます。 「神乃湯」は数件集まる毒沢鉱泉(温泉地)の中でも一番奥(上)にあり、道の脇には誘導看板が出ているので迷うことはありませんが、道幅は狭く傾斜も急なので運転には注意が必要です。
山の中腹にひっそりと建っている毒沢鉱泉「神乃湯」です。
毒沢鉱泉の開湯の歴史は古く、武田信玄の時代、金鉱発掘の際にケガ人の治療に利用したと伝えられている「信玄の隠し湯」の一つです。
その後、昭和初期に医者に見放された幼少のが鉱泉によって救われたことにより評判が高まり、今日に至ります。
「毒沢」という 何とも恐ろしい?名前で、以前から気になっており、一度は入ってみたかった「温泉」です。
念願叶っての訪問でしたが、玄関先にこんな貼り紙がしてありました。・・・ 宿の人によると、湯船には5~6人しか入れないので入湯を制限(調整)しているそうです。(時間の関係上、入れない事もあるとか・・・)
実際は、15分ほどで案内してもらうことができました。・・・ 宿から少し離れた温泉棟に風呂場があるため、靴を履き替えて向かいます。 手前が男湯で奥が女湯です。(日帰り入浴 大人700円)
これが、毒沢鉱泉「神乃湯」の湯船です。 まず最初に、赤褐色のに染まった湯の色に目を奪われます。・・・
その気になる泉質は、含鉄-アルミニウム-硫酸塩冷鉱泉(酸性低張性冷鉱泉 ph2,5) 明礬(ミョウバン)と鉄分をたっぷり含む源泉です。
その成分があまりにも濃いため、鉱泉が流れ込む沢に魚が棲めないところから「毒沢」(どくさわ)という名前がついたと言われます。
源泉の温度が低いので、加熱して浴槽に流されています。 成分が強めですが、実際に入ってみると肌への刺激は少なくキシキシとした肌触りで、湯に馴染むというよりは湯に浸るといった感じでした。
この源泉は飲泉も可能で、味は酸味と渋味に炭酸が混じったようで 泉質同様、体には効きそうな気がします。
【効能】 浴用: 神経痛、五十肩、関節のこわばり、痔疾、慢性消化器病、慢性皮膚病など 【飲用】 貧血、慢性消化器病
体に効きそう・・・ と言えば、浴槽の隣に非加熱の小さな源泉槽があります。 その水温はなんと2度・・・ 訪れたのは11月、入るには さすがに勇気がいります。
何も悩むことなかれ、この非加熱の源泉こそが「神乃湯」のシンボルです。 温泉好きが ここまで来て入らないわけにはいきません・・・
恐る恐る肩までしっかり入ってきましたが、1分と持ちませんでした。 冷たいというよりも 痛かった ですね。 水温2度って、もう少しで氷じゃん・・・
冷たい源泉槽と加熱した源泉槽を交互に2~3回繰り返して入るのが「神乃湯」の入浴法らしいのですが、この時は冷たい方には誰一人と入っていませんでした。
この鉱泉(源泉)は、無色透明で加熱することで褐色すると思いきや、非加熱の源泉も濁ってはいないものの 時間が経つと酸化するためか赤味を帯びるようです。
窓に外には静寂の森林が広がり、「温泉好き」と思われる方と、一期一会の時間を過ごすことができます。 これぞ秘湯・・・
機会があれば宿泊して、温泉を十分に堪能してみたいですね。
毒沢鉱泉「神乃湯」、名前同様、とてもインパクトのある温泉でした。・・・(キモト)
「毒沢鉱泉」には、中央自動車道を岡谷ICで降り 国道20号線で10分ほど北上して向かいます。 「神乃湯」は数件集まる毒沢鉱泉(温泉地)の中でも一番奥(上)にあり、道の脇には誘導看板が出ているので迷うことはありませんが、道幅は狭く傾斜も急なので運転には注意が必要です。
山の中腹にひっそりと建っている毒沢鉱泉「神乃湯」です。
毒沢鉱泉の開湯の歴史は古く、武田信玄の時代、金鉱発掘の際にケガ人の治療に利用したと伝えられている「信玄の隠し湯」の一つです。
その後、昭和初期に医者に見放された幼少のが鉱泉によって救われたことにより評判が高まり、今日に至ります。
「毒沢」という 何とも恐ろしい?名前で、以前から気になっており、一度は入ってみたかった「温泉」です。
念願叶っての訪問でしたが、玄関先にこんな貼り紙がしてありました。・・・ 宿の人によると、湯船には5~6人しか入れないので入湯を制限(調整)しているそうです。(時間の関係上、入れない事もあるとか・・・)
実際は、15分ほどで案内してもらうことができました。・・・ 宿から少し離れた温泉棟に風呂場があるため、靴を履き替えて向かいます。 手前が男湯で奥が女湯です。(日帰り入浴 大人700円)
これが、毒沢鉱泉「神乃湯」の湯船です。 まず最初に、赤褐色のに染まった湯の色に目を奪われます。・・・
その気になる泉質は、含鉄-アルミニウム-硫酸塩冷鉱泉(酸性低張性冷鉱泉 ph2,5) 明礬(ミョウバン)と鉄分をたっぷり含む源泉です。
その成分があまりにも濃いため、鉱泉が流れ込む沢に魚が棲めないところから「毒沢」(どくさわ)という名前がついたと言われます。
源泉の温度が低いので、加熱して浴槽に流されています。 成分が強めですが、実際に入ってみると肌への刺激は少なくキシキシとした肌触りで、湯に馴染むというよりは湯に浸るといった感じでした。
この源泉は飲泉も可能で、味は酸味と渋味に炭酸が混じったようで 泉質同様、体には効きそうな気がします。
【効能】 浴用: 神経痛、五十肩、関節のこわばり、痔疾、慢性消化器病、慢性皮膚病など 【飲用】 貧血、慢性消化器病
体に効きそう・・・ と言えば、浴槽の隣に非加熱の小さな源泉槽があります。 その水温はなんと2度・・・ 訪れたのは11月、入るには さすがに勇気がいります。
何も悩むことなかれ、この非加熱の源泉こそが「神乃湯」のシンボルです。 温泉好きが ここまで来て入らないわけにはいきません・・・
恐る恐る肩までしっかり入ってきましたが、1分と持ちませんでした。 冷たいというよりも 痛かった ですね。 水温2度って、もう少しで氷じゃん・・・
冷たい源泉槽と加熱した源泉槽を交互に2~3回繰り返して入るのが「神乃湯」の入浴法らしいのですが、この時は冷たい方には誰一人と入っていませんでした。
この鉱泉(源泉)は、無色透明で加熱することで褐色すると思いきや、非加熱の源泉も濁ってはいないものの 時間が経つと酸化するためか赤味を帯びるようです。
窓に外には静寂の森林が広がり、「温泉好き」と思われる方と、一期一会の時間を過ごすことができます。 これぞ秘湯・・・
機会があれば宿泊して、温泉を十分に堪能してみたいですね。
毒沢鉱泉「神乃湯」、名前同様、とてもインパクトのある温泉でした。・・・(キモト)