天気も大荒れ・・・ 寒さも増して、ようやく冬らしくなってきました。 こんな日は、温かい「お茶」で一息です。
「中国茶」といえば、烏龍茶や、ジャスミン茶のイメージが強いですが、実際に飲まれているのは日本と同じ 「緑茶」がほとんどです。 (中国茶の生産量の約80%を「緑茶」が占めています。)
その中で、もっとも知られている?「緑茶」が、杭州市(浙江省)西湖の側で作られる「龍井茶」です。
「龍井茶」の品質は、採取される畑(場所)と時期(季節)によってランク付けされてます。 特級品と呼ばれるものは、明前(清明節前:4月5日前)に摘む「初摘」(ファーストフラッシュ)で、「獅子峰」「梅家塢」「虎跑」の産地で採れたものを指します。
夏に上海の茶楼で買って来た「龍井茶」は、明前に取れたものを選んで来ましたが、どこで採れたか までは不明です。
と・・・ そんな細かい事は気にせずに、中国で飲まれているように茶葉に直接 お湯を注いでいただきます。
日本の「緑茶」と中国の「緑茶」の違いは、「生葉」の加熱処理にあります。(中国では「殺青」(さっせい)と呼びます)
日本茶では蒸気で蒸す方法をとりますが、中国緑茶のほとんどは、釜で炒って酸化を止めるのが特徴です。
味の方は、旨味を重視した日本茶よりも、一瞬さっぱりとした味わいですが、後にコクと香ばしさが口に広がります。
扁平だった茶葉も、淹れた後の茶殻を広げると、このように新芽だけを使っているのがよく解ります。
う~ん・・・ 写真じゃなくて、いろんな「お茶」を実際に紹介したいですね。・・・
その、「オチャサイズ」の「お茶屋」は「日本茶」がメインですが、いろんな「お茶」に触れられる・・・ そんな店にしようと毎日考えています。
「お茶」の効能を運動に取り入れた「オチャサイズ」もその一つです。