北海道は広く行ったことのない場所も多い。
噂には聞いていたがオホーツク、興部（おこっぺ）牛乳と
チーズ、ヨーグルト、バター、ケーキの詰め合わせを頂いた。
生キャラメルもここが発祥の地。
昨日の料理教室でもこの瓶入り牛乳を使い
一味違うバナナ小豆ラッシーが出来た。
牛乳はさらっとしていながら瓶の上にはクリーム分が出来
こくもある。
ヨーグルトも優しい味できっと牛が穏やかなのかなと
想像する。
何より感動したのは発酵バター。スノーボールクッキーを
作ってみたら腕が上がったかと思うほど。
シンプルなお菓子ほど素材が物を言うとはこのことか。
十勝も酪農王国と言われるが北海道の中には
知らない優れものが埋もれている。
ビーンズサミットの締めくくり、豆祭りが
駅前の十勝プラザで開催された。
好天に恵まれかなりの人出。
私も料理教室終了後、イベント会場を見て回った。
親子連れには豆の貼り絵大会が人気。
立派な額付きでいい記念になりそうだ。
十勝は豆の一大生産地でありながら地元消費量は
それ程でもないらしい。
せっかく恵まれた所にいるのに豆を利用しない手はない。
栄養の宝庫と言われる豆。
美容にダイエットに健康に優れた万能食品。
『豆は自然食』 の幟が私の目を引いた。
微力ながら豆大好き人間として情報発信していきたい。
昨夜から浸水していた豆を茹でたり煎ったり
明日に備えて最終チェック。
豆は色も形もそれぞれ違うので炊飯器2台
圧力鍋、クリステル・ＩＨとガス台、フル稼働で
9種類の豆を下拵え。うずら豆や紅絞りは乾燥時は
模様がきれいでくっきりなのに加熱すると
色素が飛ぶのか色がくすんでしまう。
炊飯器で豆を炊くとふっくら簡単。
お薦めは大豆と小豆。スイッチを入れれば後は
別の仕事が出来るので便利だ。
案外圧力鍋が難しく少し時間オーバーすると
皮が破れ柔かくなりすぎる。
夕方ダンボール4個分の材料を会場に運び
ホッと一息。
去年は圧力ＩＨ炊飯器を3台同時に使用した為
ヒューズが飛んでしまった。
そんな失敗を糧に無事終わりますように。
日本一の豆産地十勝を外に向かって発信し
地域活性化を図る目的でビーンズサミットが
開催された。
小豆博士で有名な農学博士加藤淳氏の
小豆でぐんぐん健康になる話の基調講演。
そして数日前から頭痛の種、パネリストとして意見発表。
夜の懇親会と長い一日が終わった。
私は豆料理の取り組みを主婦目線でお伝えした。
官庁主催で緊張したが私同様皆さん豆への熱い思いが
あり参加してとても勉強になった。
ホテル日航ノースランドでの懇親会では自慢の
豆料理10種類、豆スイーツ13種類、豆カクテル、
黒大豆コーヒー等が提供された。
どれも美味しそうだったが半分しか口に運べず残念。
十勝の豆パワー、無限大と感じた一日だった。
昨年東京で雑穀講演をする機会があった。
その際帯広豆組合から2種類の豆のサンプルを
提供してもらった。
今回は逆パターンで雑穀協会から14日の
豆料理講習会にはだか麦のサンプルを
人数分協賛して頂いた。
勿論当日調理に利用するし私の大好きな雑穀だ。
はだか麦は精麦時に外皮が簡単にはがれる事に
由来。つるっとしてさらさらした食感なのでサラダや
スープ、リゾットの具材にも適している。
麦の栄養価を知ったら素通りは出来ない。
帯広ではだか麦には中々お目にかかれないので
貴重なサンプル。生徒さんの喜ぶ顔が目に浮かぶ。
