まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ十字軍運動NEWSLETTER-第46号-

2005年11月25日 |  マツタケの林地栽培 
写真は、完成したピザ窯.慣らし運転は来週.

第22回 岩倉作業 報告

 本日も先週に続いていい天気だった.今日も内容の豊かな活動を報告せねばならない.
綾部から初参加の井上(三)さん、山科の小吹さん、中京区の山沢さんを含めて21名の部隊である.本日のスナップ写真は、ニコンオンラインアルバムの写真集の方で見てください(パスは10ji).写真Aは新しいものはありません.
 
作業の中身をお伝えしよう! 様々な作業のグループは、核になる人がいるが、メンバーは適切に入れ替わるようである.これが、無理なく押し着せなく、シニアーの良さというものであろう.
先ずはピザ窯造りであるが、大井さん、橋本(益)さん、猫田さん達の頑張りで、試作品ということだが、来週は、小さな火で慣らし運転をするらしい.12月15日の納め会には、大活躍であろう. 今から、熱々のピザで焼けどしそうだ.ナンもいいなぁー.
宮崎さんが、耕耘機を借りてきた.中川さんを中心とした橋本(立)さん、三原さん、浅沼さん達が、耕耘機が掻いた後を人力で2本目の溝を完成した.後は、お茶の生理生態上から水抜きが必要であるそうだ(林屋さん談).28日には、飯塚君運転の軽トラで、土壌改良剤を運ぶ段取りだ.
その耕耘機で、宮崎さんが畝を作り、橋本さんが「怪しげな」十字花科の野菜の苗を植え、三原さんがナースしている.

肥料食いのお茶、畑も充実しそうということで、かねてから加藤さんが除間伐材などを大中小、枝葉に分別していたが、それで優秀な堆肥を作ることになった.加藤さん、小吹さん、中川さん、石原さん、山沢さん、井上(三)さん、大久保さん、川越さん達が、穴を掘り、シートを敷いて堆肥作りを始めた.来週は液肥を掛けることになる. 猫田さん! 「液肥 忘れないで」

有山さんは、ザイセンチュウの枯損木を処理した.そー、彼が、ムベの実をたくさん持ってきてくれた.食べた後、種を蒔いてみたらと、森田さん、小吹さんが勧めていた.この二人は、植物学研究室出身者より、植物の同定や応用に詳しい.

大月さんが、マツタケのシンポジウムの準備中で、松浦さんがイロージョン部の土留め作りに精を出していた.山中さんや橋本さんが、交代で参加した.

香川理研の大井さんが、京ヒラタケのサンプルを15株ほど持ってきた.これは、前に皆で、乾燥ものだったが、ご飯で馳走になったものの生である.
僕は、まだ、生のキノコを食べていないものだから、うまいと評判のこいつを食ってみたかったのだ.三時のおやつ代わりに、キノコスパゲッティーにすると、猫田さんが言い出した.野外料理の鉄人である.スパイスを入れた鉄製の5kgもありそうな箱が出てきた.そこには整然とスパイス類が納められている.

山中さんがネギを抜いてきた.飯塚君ありがとう!栽培しているのは彼らのグループだ.誰もお願いしないのに、こんな流れがスムーズに行くのがまつたけ十字軍のよさかもしれない.始まって半年だが、皆、好き勝手にやってきたからかな.

誰かが、火をおこし、なべで水を沸かし始める.ネギを刻む、キノコを下処理する人.スパゲッティーをうで始める.猫田総料理長は、器用に、キノコをオイルで炒め、塩コショウで味を調えている.一度目の味は薄め、シニアー向け(?)、二度目はきりっとしたものにしてある.
なるほど、うわさどおりのうまいキノコである.歯ざわり、この触感はすばらしい.こいつは良いキノコだ.今はやりのアミノ酸もリッチなんだそうだ.早く買えるようになりたいものだ.香川さん頼むよ.
有山さん特製のお茶(飲んでみたけりゃ、現場で)を味わった.香りの良いお茶だ.

そこで、この十字軍運動に参加する皆さんに提案! 突然、美味しいものが出てくるようだ.My椀(大きめをおすすめ)と皿とハシを荷物の中に忍ばせておいてください.
 
4時前まで作業を続け、加藤さん持参のアーモンドチョコを頬張って茶を楽しむ.そして後片付けとなった次第.

文章中に名前が抜けていたり間違っていたら、ごめんなさい.僕の不注意をわびます.

朝日新聞の記事を見て、山の利用提供の話が届いている.
1)二条の橘さんから:石田日野(醍醐南山)を遊びに使ってもらってよい.上炭山から徒歩15分.40年前に建てたログハウス(痛んでいる?)あり.近くに湧水.
2)上京区の木村さんから:園部町の南八田のアカマツ林.車を降りて5分.
3)北区の大藪さんから:北山スギの美林の上に位置するところに、一部アカマツ林がある.車3台駐車可能.
4)森田さんのお知り合いの今井さんから:岩倉の山で、今のところから車で5分.
森田さん、阿閉さん!山を見ての感想を聞かせてください.

私達は、アカマツの美林を探しています.全員に順番に見てもらって結論を出します.
貸してやろうと言って下さる方々! 山を見て、 それから皆で協議します.しばらく猶予を!!

次回は、12月2日(金)、岩倉に10時30分だ.寒さ対策を考えて集まりましょう!

主 催 団 体
吉村 文彦(連絡先;担当責任者)
まつたけ十字軍運動 本部    
607-8166京都市山科区椥辻番所ヶ口町173 075-581-3210(Fax兼用)、090-6227-4305
大月 健(代表)・飯塚 弘明
京都大学マツタケ研究会(京都大学農学部図書室気付、大月 健 090-4280-3334)
共 催 団 体
NPO国際環境微生物応用研究機構、香川理化学研究所、NPO市民環境研究所

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