まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ山復活させ隊NEWSLETTER 691

2012年03月14日 |  マツタケの林地栽培 

まつたけ産業で地域おこしを! 京まつたけ復活・里山再生市民運動

 3月17日(土)午前10時から、第330回マツタケ山づくりを行います.京都市左京区岩倉香川山にお集まり下さい(下記§活動拠点へのアクセスなどを参照下さい). 活動報告は、池内正憲さんの担当です. 

 3月18日(日)、滋賀県仰木山町のマツ林の整備作業(大津市 上仰木辻ヶ下生産森林組合主催)の応援と地元の皆さんと交流をします.是非御参加下さい(詳細を下記お知らせでご覧下さい).

§3.11 東日本大震災・福島原発破壊事故から一年!
A氏から
 昨夜から霙模様の寒い3・11を迎えています。
 被災地と軒並らびで暮らしている私達にも復興、復旧はかけ声だけといいたくなります。私達も何も出来ずにおりますが、何かは役に立っているだろう、手伝っていると言う気持ちで被災地と寄り添っています。実際のところは無力感ですが。

B氏から
 こっちは終日、湿った春雪がちらつき、夕方までに結構積もってしまいました。
 見つからない遺体を待つ遺族を取り上げるテレビ報道に違和感を感じました。私が津波の翌日に、半分諦めながらも母親を探しに岩手県宮古市田老に入ったとき、ガレキの中を探している人などはいず、微かな電子音が聞こてくるほど静かでした。
 遺体は自然に帰ったと考え諦めようとしている遺族に対し遺体が見つからなければ浮かばれないような報道にはがっかりです。身近な人を亡くしてしまった被災者の”悔い”にしか焦点をあてない報道は、被災者が鎮魂への祈りに向かうことを阻害するだけであり、いつまでも生き残った人が救われることはかなわないと思います。
       
 
 被災地の現状は、多くの商業マスメディアの報道に見られるようには、復旧していないのが実態である.そこにいらっしゃる方々は、住みたい住まねばならないから居るという思いのなせることではないかと思える.
 被災地からの距離或いは気持ちの持ちようが離れるに連れて、地震・津波の怖さ・放射線の生物への影響とそれを大きくした人災の責任解明などは風化の兆しさえ見られる.15年住んだ岩手県岩泉町に、思い入れがある僕にとっては、何もできない悔しさをかみしめているというのが正直な気持ちである. 
 今の政治「家」が無能だからなのか、それは大きいが、新自由主義(小泉・竹中政策)を採用し或いはさせられ、國が國の役割を果たさない中、復旧・再興に向けて日々努力されている皆さんに、声を掛ける勇気はありません. 
  ただただ、共に痛みを理解し合い 頑張りましょう!
 
 前回の活動の様子(左クリックで大きくなります)です. アカマツが2本枯れました. 

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参加や見学希望の方(見学するためには)、2012年1月1日付ブログ670号をお読み下さい.
内容
まつたけ山復活させ隊の活動について 
§1 我々のまつたけ山再生運動とは? 
§2 まつたけ山復活させ隊に参加するには 
§3 私達のマツタケ山造り(作業方法の特徴)
§4 こんな活動をしています! 
§5 今年の予定と目標?
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§お知らせ
1)3月18日(日)大津市仰木山町字奥山の松茸山(2ha)で山づくり作業
  大津市上仰木辻ヶ下生産森林組合が地掻後、抵抗性アカマツの植栽をする.簡便に植生と土壌断面調査実施.手弁当で応援したいと思っています. 参加ご希望の方は猫田・榎本さんに連絡下さい.
 待ち合わせは湖西バイパス道、仰木出口を降りて山側に向かうと、すぐ右側にセブンイレブンがある.その前に午前10時です.小雨決行ですが、中止の際には当日連絡.

2)まつたけ山復活させ隊 年報完成
 内田正明さんが年報作成作業をされていましたが、ゲラ刷りができてきました.読みました.
 皆さんの原稿と報告数688のブログを第一号から丁寧に読み解き、僕たちの心に残るいろいろな事柄を要所要所に巧く配置されている.その努力に頭が下がります.そのうち配付されることとなりましょう. 乞うご期待!です.

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§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         里山復活!京都の文化・景観を守るために、里山林整備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173

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§開催予定日 2012年3月~6月
回            報告  特別シェフ        
330 3月17日(土)池内    
331 3月23日(金)榎本     
332 3月31日(土)宮崎 男厨派 杉山

333 4月06日(金)三輪    
334 4月14日(土)池内    
335 4月20日(金)宮崎    
336 4月28日(土)榎本 男厨派 宮崎

337 5月05日(土)三輪
338 5月11日(金)宮崎
339 5月19日(土)池内
340 5月25日(金)榎本 男厨派 川崎

341 6月02日(土)三輪
342 6月08日(金)宮崎
343 6月16日(土)池内 
344 6月22日(金)榎本
345 6月30日(土)三輪 男厨派 松本

§活動拠点へのアクセスなど
活動場所:京都市左京区岩倉村松町138-20 京都バス停留所「岩倉村松」から北東へ450m徒歩6分) 
 活動開始は,午前10時頃から終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は参加のこと.
アクセス:
京都バスの「岩倉 村松行き」に乗車.
このバスに乗車するには、
ア)JR京都駅七条口から(バス停「C6」番、所要時間約60分)
イ)阪急京都線四条河原町駅から(四条河原町交差点河原町通り北へ上ル東側(40分)
ウ)京阪本線出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側、約30分)
エ)京都地下鉄烏丸線国際会館から(3番出口からバスターミナル1番)約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)
§参加費は無料;ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.食材費(実費)+消耗品費として現在 400円を徴収.


§主 催
まつたけ十字軍運動
代表 吉村 文彦(マツタケ生態学)
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27
090-6227-4305 matsutake10@gmail.com

香川理化学研究所
代表 香川 晴男

§共 催
京都大学マツタケ研究会
代表 大石 高典

コメント
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