待ちに待った・・・・・・・
京まつたけ復活・里山再生市民運動
第259回(10月8日(金))活動報告
動くと汗ばむ程度のさわやかな一日でした。本日の“主役”は岩手は岩泉の!
朝一番に吉村代表が香川山BCに届けてくださいました。(代表はその後すぐに大学の講義に向かわれました。岩泉のみなさん、吉村代表、ありがとうございました。)
というわけで、まったけづくしにありつけた幸運な参加者は、杉山、前田、小林、橋本、榎本、小原、斉藤、宮崎、中広、大久保、堀井、吉本、阿閉(仁)、阿閉(眞)、多田、川崎、三品、川本、大島、三輪、岡阪、有山、田中の23名のみなさんでした。ブログでの事前予告のわりには予想外に少なめの参加者で一人あたりのはけっこうあり、今日の参加者は本当にラッキーでした。本日都合が悪くて不参加の皆さん、ごめんなさい。
で、まずは三昧のご報告から。
玉手箱を開けるように..。ほほも緩む、思わず手が出る、鼻が出る。
食当さんも鼻歌まじり、手元も軽く。
本日のメニュー
まったけご飯、まったけの和え物、まったけのお吸い物、出汁巻き、香川山農園産すだち。
特にお吸い物は、とても山のかまどで薪で炊いたとは思えない、高級料亭も顔負けの絶品の味と香りでした。
まずは黙々と...、やがて乾杯へ。
さて、それでは本日の山作業報告です。
<玉城山>
午前: 発生調査・・・先月27日以降、地温が19℃を下回り、以後定期的な降水もあったのでもしかして・・・と、調査をしました。
午後:玉城山駐車地の切り置いておいたナラ枯れのクヌギの処理をしました。
まったけ調査団です。
<澤田山>
<Ⅰ区>
除伐したエスケープ桧の片付け、移植用アカマツ苗の準備。
活動初期に整備した山域がやや荒れ気味のため再整備にも取り掛かっています。
<Ⅱ区>
シイタケ栽培中。
畑わさび。ちょっと元気が無い?
ナラ枯れがひどい。
一昨年~昨年にかけて整備した山域。<Ⅰ区>で同時期に整備した山域ではアカマツ実生苗が自生しはじめているのにここでは全くと言っていいほど見られない。アカマツがほとんどないからか、地掻きが足りないからか、それとも日照がよくないのか?あるいは...。悪条件三拍子そろいすぎ?アカマツ林再生の期待も少ししぼんでしまうのは私だけ?。
同山域でテスト実施したエスケープ桧の巻き枯らし。2年ほどたって“弁慶の立ち往生”よろしく確かに枯死自然乾燥していた。もっともこの手法には、手軽に間伐・乾燥できる反面、放置が続くと危険・景観を壊すなど賛否両論あるようですが。
以前はマツタケが採れたという尾根。アカマツ林再生を目指して整備中ですが、この間にも枯損が続き、残るアカマツも残念ながら両手で数えられるほどに。とりあえず片付けて、その後1、2年実生苗が自生してくるか様子を見て、整備する意味があるか判断したいと思います。
私達は単なる山遊び集団ではないはず(もちろん活動を継続していくにはある程度楽しい遊びの要素も必要ではあると思いますが)。この山は、吉村代表の実績とまつたけ十字軍運動という団体を信頼し、「マツタケの出るアカマツ林再生」に賛同いただいた山主さんのご好意で整備をさせてもらっていることを忘れてはならない。趣味の山遊びがしたいなら個人の力で山を手に入れて個人の責任でやるべきではないか。いずれにしてもⅡ区ではもう少し活動の意味、目的、内容を検討する必要があるように思われます(いろいろご意見もあるかと思います。あくまで筆者個人の見解ですがあえて問題提起させていただきました)。
<Ⅲ区(ヤマガラの里)>
当初より日本の伝統的里山林(薪炭等採取林)復活を重点に整備中の山域。目的も明確でどんどん領域開拓中。香川山を埋め尽くし、私達の活動資金の一部を生みだしてくれている薪の大半はこの区から産出されています。
材として使えそうな除伐桧もごろごろしています。が、搬出するのが大変。ここにも日本の林業共通の悩みが。
<香川山>
マツタケ三昧については上に既報。
堆肥置き場がイノシシ?・シカ?に荒らされていました。
前田さん修復中。ツルハシを振るうのは排水溝補修中の橋本さん。
写真撮れませんでしたが有山さんが畑の整備やBCの草刈りをされていました。
(宮崎記 (榎本さんと次週交代願いました))