まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ十字軍運動NEWSLETTER-225(補遺)号-

2007年07月31日 |  マツタケの林地栽培 
香川山の補整作業に取り組む




京まつたけ復活・里山再生
第102回(8月3日) 開催のお知らせ

 2周年記念には多くの方がお集まり下さり、ということは、日頃、あの方はこの方はと気にかかる、つまり会いたいたいと思っていた人たちが参加されたことを意味する. どうりで第一部(通常コース)も大いに盛り上がったし、第二部(1泊付きコース)も議論白熱、発火寸前まで温度が上がったそうである.  
皆さん! ありがとうございました.

この運動も、いろいろな地域で活動するグループと強く提携して山づくりをするようになってきている.
鹿背山の里山産業創造ワークショップ(下記お知らせ)の皆さんとは当初からの付き合いだが、今度新たに宇治田原町で活動する山本さん達のマツタケ増産の山づくりと緊密な関係を持つことになった(下記お知らせ).

また、見学に来られた香川県小豆島の森川さん達が、マツタケ発生の確認できているアカマツ林で、マツタケ増産の手入れをお始めになる.応援に出かけることにしている(下記お知らせ).
岩手県久慈市においても、市民運動として里山づくりが始まる.マツタケ発生時期に当たるため、「まつたけ狩り」のお誘いを受けている. 

開 催 要 項
京まつたけ復活・里山再生「まつたけ十字軍運動」は、生物の多様性上危機に瀕する里山をマツタケの生活するアカマツ林に戻すことが目的である.山-川-畑・水田(-海)のつながりを重視した様々な取り組みを実践する.中身は参加者の皆さんが創り上げることを前提としている.参加者の数だけ面白いことがあると自負している.

1)実施日:    2007年8月3日(金)

2)集合時刻: 午前10時30分、但し朝10時頃から活動は開始されている.

3)集合場所: 京都バス 岩倉村松集会所前.初めての方は要連絡(連絡先は下記)あるいは京都市左京区岩倉村松町現地アカマツ林バス終点「村松」から徒歩8分).

4)服装等: 山で軽作業できる服装、ノコ・ナタ、長靴か地下足袋、傘かレインコート、タオルなど 

5)用意するもの: 昼食は用意されるのでMY皿と椀と箸、コップ.料理の持ち帰り容器など、飲料水(お茶もあるので水筒)

6)アクセス:京都バスの岩倉村松行きに乗車:JR京都駅七条口から(60分、バス停「C6」番)、阪急京都線四条河原町駅から(40分、四条河原町交差点北へ上ル東側)、京阪本線出町柳から(30分、加茂大橋東詰め北へ上ル、京都地下鉄烏丸線国際会館から(15分、バスターミナル1)
(市営地下鉄はJR京都駅・烏丸御池・国際会館などに停車)

参加費は無料、ただし食材費(実費、通常300円)は徴収.資格も問わない.参加時間も自由.傷害保険等は各自加入のこと. ゴミ等は各自持ち帰り願います.雨や雪の日にも誰かれとなく集まっている.山も畑も、雨の日には雨の、雪の日には雪の景色がある.

<本日の作業予定>
 熱中症が心配される時期である.人目を憚ることなく、競争の原理は昔の皆さんのこと、適度の休みと水分補給を!!
1)香川山の頂上付近に、以前伐採したものが置いてある.これらを下ろす作業と地掻作業.それに右斜面の皆伐区の補整作業

2)香川山BC入り口付近の整備.周辺のザイセンチュウ被害木の伐倒焼却.

3)玉城山班は、マツタケ山づくりが尾根筋を更に進んでいる.作業の点検.除間伐材の整理.枯損木等の運び出し.

4)澤田山班はアカマツの残っているエリアとそうでないエリアで作業の中身を変えて奮闘中.マツタケ山づくり作業に取り組んでいる.

5)田んぼの世話

<お知らせ>
1)まつたけ十字軍運動にコマーシャルの出演依頼が来ている.維持費カンパと思って出演して下さい.3日に打合せ、11日に撮影の予定.

2)8月6日-7日 香川県小豆島にマツタケ山づくりに出かける(定員は一杯).

3)8月9日 宇治田原町のアカマツ林の調査実施.午前9時JR宇治駅集合.問い合わせは山本薫氏(090-3671-6672)

4)8月10日 鹿背山で第14回里山産業創造ワークショップ.午前9時30分 峠道の入り口集合.問い合わせは田中氏(0774-73-2708)

5)8月24日 鹿背山で第15回里山産業創造ワークショップ.午前9時30分 峠道の入り口集合. 問い合わせは田中氏(0774-73-2708)

6)岩手県久慈市の里山づくりとまつたけ狩りは、10月に予定.

<メール便り> どんどんお寄せください!
1)まつだようこ さんから
101回記念おめでとうございます。ゆるやかな組織に中心になって働かれる方々、先生の包容力の賜物ではないでしょうか。また参加させて下さい。

2)Ayako Kanzaki さんから
昨日の大盛況、おめでとうございました。大勢の方々が前向きに参加されているのは仕事の目標がしっかり、はっきりしていることに加え、リーダーの先生のお人柄なのだと分かります。森田美保子さんから「マツタケ十字軍」のお話を伺って興味を抱いておりました。初参加させていただいて皆々様の熱意に感動した所です。どの一つをとっても重労働ですのに黙々と励んでいらっしゃるのは各人がご自分のポジションをしっかり理解していらっしゃるからと思いました。どれだけ力になれるか自信はありませんが、今後も参加させていただく所存です。どうぞよろしくお願いいたします。

7-9月の活動日
第103回活動日2007年8月11日(土)岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第104回活動日2007年8月21日(火)岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第105回活動日2007年8月31日(金)岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第106回活動日2007年9月07日(金)岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第107回活動日2007年9月13日(木)岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第108回活動日2007年9月21日(金)岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第109回活動日2007年9月29日(土)岩倉村松集会所前集合 午前10時30分


寄付等の振込先: 氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
                銀行名: 京都銀行 山科中央支店
               口座No.: 普通預金 3698173 

主 催 団 体
吉村 文彦(マツタケ生態学者)
まつたけ十字軍運動 本部(http://blog.goo.ne.jp/npoiroem)    
〒607-8421 京都市山科区御陵岡ノ西町38-27、 075-581-8932, 090-6227-4305
大月 健(代表)
京都大学マツタケ研究会(京都大学農学部図書室気付、大月 健 090-4280-3334)
共 催 団 体
NPO国際環境微生物応用研究機構、香川理化学研究所、NPO市民環境研究所
コメント
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