まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ十字軍運動NEWSLETTER-183(補遺3)号-

2007年03月03日 |  マツタケの林地栽培 
香川山BC、畑で遊ぶ子供たち-3




第80回(3月3日)活動報告
 
岩倉の子供達と保護者の皆さんとの交流会に72名が参加
 天気は曇りベースである.昼からは南寄りの微風が入り、気温17℃(15時)、相対湿度26%(12時)と暑くもなく寒くもなく過ごしやすい(京都気象台).
 
それもそのはずだ!
チューリップの葉が伸びている(5714、矢野さんお手植え).山の斜面にはタンポポが咲いている(5736).日本のものかセイヨウタンポポなのか、見分けたい方は、どうぶつ社刊の小川潔著「日本のタンポポとセイヨウタンポポ」をお読みください.この写真では不明.
 
 岩倉の参加者(敬称略)は、井川千代子、満;田中康之、和子、拓海、陽介、尚樹;大和田志保、丈晴、愛、優;内山俊恵、美玖、茜衣、健吾;井上智恵美、茉莉奈、知憲;中野信行、正美、渓介、源太、雅葉;高橋千恵子、澪、万咲紀;谷内千代子、穂高;佐久間正幸、静子、文の皆さん合わせて31名である.

 一方、我々の方は、初参加の井村(京都左京区)、山本(宇治田原)、溝川(京都上賀茂)、青木(長岡京市)、中廣(輝)(京都左京区)、景山(中廣夫妻の娘、東京都)とゆずり葉(6ケ月)と石原、周田、池内夫妻、阿閉夫妻、渡辺夫妻、中原、橋本(敏)、三輪、村上、岡阪、藤井、中廣、安永、宮崎、小吹、越智、榎本、玉城、矢野、多田、中居、小長谷、中城、中村(伸)と林太郎、有山、猫田、伊藤、加藤、ツトムチャン、吉村の41名. 

 11時に、岩倉の皆さんがおいでになる.石原さんの司会で自己紹介を行う.もう子供たちは、山へ畑へ飛んでいる.今の世の中でも、チャンバラごっこは人気があるのだ!
 
宮崎さんが、チェーンソーで作った“ニセマツタケ”を、あらかじめ植えた斜面で子供達は探し始める(5672).見つけたらしい.歓声が上がる.7本置いてあり、何か褒美もあるとのことである.
 
 越智さんが、今日は、子供たちに竹トンボづくりを教えている.子供だけでなく、大人も興じている.

 村上さんは巣箱を子供達と取り付ける、シジュウカラが入る大きさとか.
 
 子供好みに味付けをしたカレーライス、岩倉のお母さん方のトッピングしたピザ、バターロール風パンなど.漬物もある.甘酒も出る.自前の樹をチェーンソーで製材し、みんなで造った机を囲む.今日も盛りだくさんの昼である

 さぁー、餅つきが始まった(5682).三色の餅が出来上る.赤は、食紅か?緑は畑で摘んだヨモギ.黄色はウコンという.子供達も大人も交代で杵をふるった.杵搗き餅はうまーい.

昼過ぎ、玉城班と澤田班は、ゲスト達を作業エリアに連れて行く.今の里山の現状を教え、僕たちが何をしようとしているのか見学していただく.

皆でついた餅やホウバ味噌で握ったおにぎりを持ち帰っていただいた.お味はいかが?

6月にはホタル観察会に、岩倉の皆さんが、僕たちを呼んでくださることになり、交流は更に続く.

今日は、気がついたら始まり、気がついたら終わっていた感じである(4時頃).岩倉の皆さん! 初参加の皆さん!そしてまつたけ十字軍運動の仲間たちありがとう!!

<皆さんの活動の様子を見る>
NIKON写真集(39枚)とYahoo写真集に新しい写真(計120枚)をアップロードしています.両方ご覧ください.
写真は、このブログの左下にあるBookmarkのまつたけ十字軍運動写真集(Nikon:今週の活動風景)、まつたけ十字軍運動活動風景(Yahoo、1ヶ月分の活動風景)で見られます.それらを覗くにはパスワードが必要.
 
Bookmark中のまつたけ十字軍運動写真集(Nikon)をクリックすると、ニコンオンライン写真集の画面に飛びます.その画面の右上にパスを入れるところがある.そこに10ji(半角英数)を入れる.これでOK. スライドショウが見やすい.
 
もう一つ、まつたけ十字軍運動活動風景(Yahoo)をクリック.Yahoo Japan のフォトに入る. IDはmatsutake40,パスワードはtricholoma(すべて、半角英数).フォトアルバム内の「アルバムを見る」をクリック.画面が変わり、“まつたけ十字軍”の文字をクリックでOK.
両者とも必要な写真は、保存も印刷も出来ます.大いにご活用ください.
 
<お知らせ>
 次回は3月9日(金)になります.
1)3月11日(日)午前10時より.能勢農場が大阪府民牧場傍でマツタケ救出作戦・里山再生活動を行う(詳細問合せは072-734-1797能勢農場かメンバーの中城さんまで)

2)3月17日(土)午前10時~午後3時まで.京都モデルフォレスト協会が、亀岡市湯の花温泉のホテル「烟河(けぶりがわ)」でアカマツ林の手入れ講習と講演会を実施.先着40名募集.参加費は無料.昼飯持参.道具類は貸出.終了後、半額(300円)で温泉に浸かれる.詳細は、電話075-414-1270(京都モデルフォレスト協会)か、HP http://www.kyoto-modelforest.jp/ 内の新着情報、森林整備体験教室で.まつたけ十字軍運動のメンバーに、当日作業指導の応援をお願いしたい(10名ほど).

3)玉城さんの水田(1反)をお借りして、米をつくることになった.井上さん陸稲栽培を延期して水稲を栽培しませんか? 畑の鬼・阿閉さんも手伝うとのこと.

4)7月には、100回という節目を迎える.面白い企画というか記念になるようなことを考えませんか?

5)本日、多くの方々に差し入れを頂戴した.お名前は省略させていただくが、心からのありがとう!を申し上げます.

<メール便り>
1)井上勝さんから水稲栽培について連絡がありました.

いいお話が出てくるものですね。
それは水田の方が米をつくった気になります。
1反ということになりますと、人手の確保がいります。暑い季節ですので少人数では無理と思います。
畦塗りなどの重い作業があります。
定例会以外に、月に1回~2回「田んぼday」に毎回30人召集できれば出来ると思います。
無農薬・無肥料(米ぬか200kgのみ使用)・無耕起でやりますと、道具はスコップ・鍬・ノコギリ鎌の3点のみでOKです。(別途、被覆用1反分の稲わらか雑草が必要です)
苗代は4月初旬から中旬。田植えは、周囲の田んぼの水の引き込みに合わせる必要があります。
雑草が生えだしますと最低でも月に2回は除草が必要になります。
種籾は、7合必要ですが、昨年私が収穫したものでよろしければご提供させていただきます。(芽を出すはず、と思っています)
折角借用できるのでしたら出来れば嬉しいですね。
参加者の数にかかっていると思います。
3月15日定例会は参加させてもらいます。
3月9日に岩倉の麦が何cmに伸びているかお教え下さい。
11日に赤目へ行って、成長の具合を報告してコメントを貰って来たいと思います。

2)杉山廣行さんから
 岩倉の子ども達との楽しそうな写真を拝見しました。
マッタケ十字軍に参加されている方々から竹とんぼ作りや
餅つきなど核家族では体験できないことが、子ども達に伝えられたようですね。
おじいちゃん・おばあちゃんの知恵袋といったところでしょうか。
みなさん青年だと思っておられるので叱られそうですね。
地元のみなさんとの交流は里山保全などの活動を長く続ける
ためには大変良い企画だったと思います。

それとこんどは米作りに挑戦のようですね。
昨年ですが京北町で活動している知人の田んぼに田植えと
稲刈りをしにいきましたが重労働でした。
機械を使用しない米作りをして一粒の米のありがたさが
身にしみました。
ますますバリエーションが広がる活動になってきましたね。
4月中旬からはまた参加させていただきます。

3)大月 健さんから
ブログと写真を見ました。
子供達との交流会、是非参加したい、と思っていたのですが所用で不参加。残念です。
みんな楽しそうですね。吉村さんの「気がついたら始まり、気がついたら終わっていた感じである」というのが全てを物語っているようです。ヤマの土止めも子供が歩くのに多少は役立ったようです。今度いったときにはちゃんと補強しておきます。
主催者:よろしく補強をお願いします.



寄付等の振込先: 氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
                銀行名: 京都銀行 山科中央支店
               口座No.: 普通預金 3698173 
主 催 団 体
吉村 文彦(マツタケ生態学者)
まつたけ十字軍運動 本部(http://blog.goo.ne.jp/npoiroem/)    
〒607-8421 京都市山科区御陵岡ノ西町38-27、 075-581-8932, 090-6227-4305
大月 健(代表)
京都大学マツタケ研究会(京都大学農学部図書室気付、大月 健 090-4280-3334)
共 催 団 体
NPO国際環境微生物応用研究機構、香川理化学研究所、NPO市民環境研究所
コメント
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