3月に発売された『パーフェクト種牡馬辞典2014-2015』(自由国民社)の関連企画として、同書の編集を担当した競馬道OnLineのサイトにて、この秋もスプリンターズS~有馬記念まで栗山求と望田潤がG1レースを交代で予想します
今週の秋華賞は栗山求の担当で、有力馬3頭の血統分析と直前予想を行います
有力馬血統分析は無料公開、予想は有料会員のみ閲覧できますので、よろしければご覧ください
http://www.keibado.ne.jp/sp2014/
土曜は「No.1予想」で府中牝馬Sを、「馬券総合倶楽部」で府中牝馬Sと東京12Rを予想していますので、そちらもよろしくお願いします(先ほど入稿したので、反映されるまでにはもうしばらくかかると思います)
ホンマは紫菊賞をやるつもりやったんですが、これ少頭数やけどなかなか難しいというかややこしいレースやと思いますよ…詳しくは明日のボツ予想で
スイフトスワローは故障のため未出走のまま引退し、Northern Dancer直仔で母は英オークスとヨークシャーオークスに勝ったHomeward Boundという良血を買われて日本で種牡馬入りしました
http://db.netkeiba.com/horse/ped/000a0004d6/
このHomeward Boundは下図のように(ハイインロー血脈最強のスタミナ底力気性難を伝える)Aureoleとニアリーな関係で(Hyperion,Donatello,Foxlaw=Aloeが共通)、だからスイフトスワローの産駒は揉まれず気分よく先行すると頑張りをみせるタイプが多かった
┌Donatello
┌○┌Hyperion
│└△
Homeward Bound
│ ┌Son-in-Law
└△ ┌Foxlaw
└△┌○└Alope
└△
┌Hyperion
Aureole
│┌Donatello
└△
└△┌Son-in-Law
└Aloe
└Alope
スイフトスワローの代表産駒といえばレオテンザンとサニースワローですが、レオレンザンの重賞2勝(京都新聞杯とラジオたんぱ賞)はいずれも逃げ切りだし、サニースワローの一世一代の大駆けダービー2着は通過順位が11-9-5-1、鞍上大西の思い切った4角先頭が功を奏したもの
母父スイフトスワローの代表格といえば二冠馬サニーブライアン、その母サニースイフトはサニースワローの全妹で鞍上も同じ大西直宏、皐月賞は2-2-1-1の3角先頭で押し切り、ダービーはスタートからハナを奪っての堂々の逃げ切りでした
土曜の清水Sに出てくるマルタカシクレノンは、父スズカマンボの母スプリングマンボがGraustark5×4、母母父トニービンがHyperion5×3・5、4代母トウジンホマレがHyperion4・5×4、そして母の父がサニーブライアン
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2008101737/
両親から受けたHyperion血脈がついに目覚めてきたのか…という近3走の激走ですが、この馬4角先頭のときは①⑤②②⑧①、実は若いころから“ニアリーAureole魂”丸出しの性格やったのです
ちなみにHomeward Bound≒Aureoleのニアリークロスをもつサニーブライアン産駒を詮索してみたら、ブルーアイという牝馬の名が出てきて、成績を見たらあまりにもバリバリの逃げ馬でした
http://db.netkeiba.com/horse/2001102448/