栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2024-2025」

日曜のボツ予想~ダンシングブレーヴ系の「下る力」

2014-10-26 09:18:45 | 血統予想

甲斐路は○ファントムライトも▲マイネルディーンも△トーセンアルニカもジリ脚だし、△ミエノワンダーは東京ならスロー希望で、一方セキショウは東京でスローで逃げると斬れ負けするタイプだけに大野がどう運ぶか
中距離の先行でしぶとさを増してきた◎ヒュウマはハナでも番手でもOKだし、A.P.Indy3×2らしい長手の体型と柔らかな体質でもともと外回り向きと評してきた馬、東京ならば更に前進…という読みで狙ってみたいです

ブラジルは同じアフリート魂なら外枠有利だろうということで、ゴールドアリュール砂黄金配合の◎ランウェイワルツ、○ヴォーグトルネードも直線外に出せれば伸びてくるでしょう
▲マスクトヒーローはハーツクライ×ホワイトマズルでLyphardのクロスなら距離延びて前で受ければ更にしぶとそう、あとは東京なので母父A.P.Indyの△ツクバコガネオーと母父スペシャルウィークの△クリノヒマラヤオー

なでしこはブルドッグボスは1200mベストのスプリンターに見えるし、○フォンタネットポーはベストウォーリアの妹で父にA.P.Indyが入るのも同じでMr.ProspectorとSecretariatをクロスするのも同じで馬のタイプもよく似ていますが、ちょっとこちらのほうが配合パターンは落ちるかなというところで、ここはヤマボウシに続いて◎ワンダフルラスター、前走も荒削りながらも強い内容の2着でした
他では前走競馬になってない△グラブザフラッグと岩田でもうひと押し期待の△ラブミークン

壬生は◎キタサンラブコール、京都で先行ならば更に前進でしょう
ローレルゲレイロの全弟で「キングヘイロー×モガミヒメ牝系」の黄金配合、この配合は非常に高確率なのですが少しトモが非力に出るのが弱点で、全芝[12.17.6.46]のうち函館芝[3.3.1.3]と京都芝[3.5.3.8]と札幌芝[1.3.0.4]が良績、京都ではローレルゲレイロのスワン2着やリキサンマックスのきさらぎ2着もあり、「下る力」に優れた配合と言っていいでしょう
本馬は阪神で勝ってますがベストパフォは京都芝1200mの秋明菊賞3着で、1着ニホンピロアンバー2着ラインスピリット4着タガノブルグ、これらはみんな現オープン馬

ディープインパクトCは今の馬場ならば◎リメインサイレントの先行から入りやすい
胴も脚も長く体質も柔めで、なぜか内回り小回りに偏った使われ方、そして小回りでも先行して巧く立ち回るのですが、根は外回り向きじゃないかという思いはまだ拭い去れない
外回りの中距離戦は鳴滝2着にパール3着に重のローズ7着、良で先着を許したのはラキシスとトーセンソレイユとディアデラマドレだけ
○ジャイアントリープは母父エルコン母母ファビラスラフインのステイヤーだと書いてきて2400mではいつも◎ですが、松前の岩田の捲りをみても、ネオユニ産駒らしい小脚使いなので内回りのほうがベターではあるかと
その松前でクビ・クビ差ならば、京都外をストライドで下る力はリメインのほうが上やと思うので、ここは着順がひっくり返るとみました

小峰城はヴァンセンヌはBurghclere≒Aureoleのディープ牡駒らしい成長力を前走で見せつけましたが、一方でSir Gaylordクロスですから戦績どおり外回り向きでもあり、ここは◎シングンジョーカーから抜け目を狙う手かと
シングンリターンズ、シングンカイロス、シングンレジェンドの全弟で、Fair Trialのラインを8本ぐらい引いているので体質はFair Trial的で、東京や新潟外で好走しているのは馬場が渋ったとき限定、本来は小回りを粘着力で走るほうが合っている馬です

「No.1予想」では菊花賞を、「馬券総合倶楽部」では菊花賞とくるみ賞を予想していますので、そちらもよろしくお願いします

さて今日は競馬場へ、せっかくなのでアッシュゴールドが出る3Rに間に合うように支度しますか
菊の回顧は明日になると思います~

コメント (34)
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