栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2024-2025」

「2歳勝ち馬評価」先週ぶんを3頭更新&雑感

2014-10-28 20:51:11 | POG

先ほど「望田潤の2歳勝ち馬評価」先週ぶんを3頭更新しました~

CMで流れてる08年秋天は、ストライドで斬れるウオッカとディープスカイ、ピッチで斬れるカンパニー、そしてピッチで粘るダイワスカーレットの叩き合い
あれをみると、負けて強しすぎるダスカをみると、やっぱり秋天はHyperionやなあ~と思います
ただしHyperionが光り輝くのは、ウオッカの年もトーセンジョーダンの年もジャスタウェイの年も、いずれも緩みないペースの持続戦なんですね

サトノクラウンはセレクトセールの取材のときから注目していた馬ですが、改めて配合と実馬をすり合わせてみた印象は「胴伸びがあって緩やか加速のキングヘイロー」というイメージですかね~
チェヴァリーパークS(英G1・芝6F)のLightening Pearlの全弟で、母はクロスがうるさすぎるぐらいで自己主張が強く相手種牡馬を選ぶタイプですが、Marju(自身はPrincequillo5×4ぐらいの薄いクロス)との配合だと緊張→緩和のリズムがなかなか最高

京都芝は毎週レコードが出る超速馬場で、菊花賞を見てのとおり多頭数で外を回らされるとほぼアウトで、自ずと先行押し切りか好位イン差しが勝ちパターンに
特に内回りコースは土曜4Rダイワプロパー(Halo3×4、1枠2番、通過順7-7)、日曜2Rニューエディション(Halo4×5、5枠7番、5-5)、壬生アットウィル(Halo4×4、1枠2番、4-4)と、軽く無駄のない脚捌きで走るHaloクロス馬が、内枠を引いて好位インで立ち回ればまず勝ち負け…という状況でした
だから日曜3Rの内マイルをインベタ3番手から抜け出したヴェルステルキング(母がHalo3×4、3枠6番)も、120%勝ちパターンやったのです
それを大外捲りでバキューンと差し切ってしまったのは、まだまだ緩く未完成なオルフェーヴルの全弟でした

あとこれはもう蛇足でしょうが、今開催の京都芝で1~3枠を引いたときの岩田は[3.4.1.3]で複勝率73%、でも複回値86円で100には満たないのですから、内枠の岩田はみなさん喜んで買っておられるようでやっぱり蛇足でしたね

室町はダッシャーワン、メイショウノーベルと母父Miswakiのワンツーで、しかも3着タイセイファントムは母母父がMiswakiでした
この3頭、Haloの血を併せ持つことも共通していて、このようにMiswakiとHaloを併せ持つ馬の主要4場ダートの成績を出してみると

東京ダ[14.11.11.188]11.2%
中山ダ[16.13.19.206]11.4%
京都ダ[25.17.16.210]15.7%
阪神ダ[16.17.15.179]14.5%

「Miswaki×Halo」はこれからも京都ダで買い…ということで

コメント (13)
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