栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2024-2025」

土曜のボツ予想~東京でナスキロ斬れ、京都内でRoberto機動力

2014-10-11 09:26:03 | 血統予想

山中湖は◎マリアライト
小さなディープ牝駒ですが母がパワー血統だけに非力さは感じられず、三面川も実に鋭くかつシッカリした脚どりで、このあたりは母系に入るRivermanの影響もあるでしょう
Rivermanはフランスで成功したナスキロ血脈らしく上がりの競馬向きの斬れ味があり、似た配合のMill Reefよりも加速が俊敏で最高速度への到達時間が速く、スローの凱旋門をTreve(母がRiverman4×2)がビュンと抜け出すように牝馬らしい斬れを表現する血でもあります
ローズキングダムやサンテミリオンの斬れ方はMill Reef的で、ウオッカやナリタタイシンの斬れ方はRiverman的、というとニュアンスは伝わるかな?
母系にRivermanを引く牝馬といえばウオッカ、テイエムオーシャン、エリモエクセル、ヌーヴォレコルト、レインボーダリア、エリンコート、ブラックエンブレム、レーヴディソール、Aureole魂で先行するテイエムオーシャンと特殊なニアリークロスを持つブラエンは置いといて、他は大なり小なりRivermanの斬れがONになっていて、G1勝ちは全て東京か外回り
オクトーバーに出てくるグレイスフラワー(母父カーネギー)も「Rivermanを引く牝馬」らしい斬れ方をしますが、○ヘイジームーンも母がRiverman≒Mill Reef3×3だけになかなかコクのある末脚を武器とします
▲レッドマニッシュも読みどおり距離延長でメリハリのきいた脚が使えるようになり(全兄サトノギャラントも私は外1800mベスト説)、ソコソコ行く馬がいるのでこの◎○▲のナスキロ的差しを上位視したい

オクトーバーは少頭数の上位拮抗という感じで難しいわりにつかないので買いにくいですが、まあスロー想定でいくと◎タイセイドリーム、中京持続戦専用機のイメージを払拭する前走の鮮やか差し切りに本格化気配が

大原はRibot肩で小回りもきく○バッドボーイが今度こそ決めたいところですが、ちょっとジリ脚で京都芝は[1.1.1.3]と甘いところもあり、◎アクションスターの頭を狙ってみる手もあるかと
現級勝ちがこの京都内2000m、ベストパフォがフェイムゲームと叩き合った京成杯2着、母父Loup Solitaireは仏グランクリテリウム(G1・芝1600m)勝ち馬でLear Fan×NureyevでLt.Stevens=Thong3×4、Nashua≒Nantallah4・4×5という機動力型マイラーで、そういう血が母父に入るだけにこの馬も内回りの捲り差しが本領
オープンに上がってからは外回りばかりを使われて苦戦が続きましたが、小回りの福島民報では出遅れ後方から上位と互角の脚で追い上げてましたよ
△トーホウストロングは関門橋で◎にしたときにも書いたように、ダート馬だった母から硬肉とラトロ肩を受け継いで可動域が狭いので根は小回り向き、小回り内回り1800~2000mは③⑤④②⑨①でヒモ穴に

「No.1予想」ではいちょうSを、「馬券総合倶楽部」ではいちょうSと東京7Rを予想していますので、そちらもよろしくお願いします
前売りをみると、どっちも意外に美味しいのではないかと(・∀・)

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本日発売「サラブレ」「UMAJIN」11月号

2014-10-11 08:37:52 | お知らせ

本日10/11発売「サラブレ」11月号の特集は「秋の激走馬注意報」
私は「『サラblood!』寄稿者たちが密かに睨んでいる秋の好配合馬を公開 年内に飛躍を遂げそうな大物候補たち」にて、今後躍進が期待できる2歳馬を2頭取り上げています
「サラブレ」11月号
http://www.enterbrain.co.jp/product/magazine/sarabre/14002611

同じく本日10/11発売「UMAJIN」11月号では、特集「祖母活躍馬 血統ブレイクの秘密」において、祖母(母母)に活躍馬を持つ注目の2歳馬(未出走馬も含む)を何頭か取り上げています
また連載「血統と馬券 ここだけの話!」第2回は「キングカメハメハ産駒の特徴・見抜き方」、こちらもよろしくお願いします
「UMAJIN」11月号
http://www.uma-jin.jp/

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