栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2024-2025」

08年きさらぎ組が3連勝中の関屋記念

2012-08-08 09:46:22 | 血統予想

今年からサマーマイル路線ができたことで傾向が変わってくる可能性もありますが、新潟外マイルの関屋記念は1600m<1800mというタイプが毎年勝つレースで、過去10年の勝ち馬のそれまでの1800m以上の重賞実績は

レインボーペガサス…きさらぎ賞1着
レッツゴーキリシマ…中京記念3着,きさらぎ賞4着
スマイルジャック…スプリングS1着,ダービー2着,きさらぎ賞2着
マルカシェンク…鳴尾記念2着,小倉大賞典2着,ダービー4着
カンパニー…大阪杯1着,京阪杯1着2着(京都外1800m),中山記念2着
カンファーベスト…朝日CC1着,鳴尾記念2着(阪神内2000m),新潟大賞典2着,新潟記念2着,中日新聞杯2着
サイドワインダー…京阪杯1着(京都外1800m),中山記念2着
ブルーイレヴン…東スポ杯1着(中山1800m),金鯱賞2着
オースミコスモ…紫苑S1着(OP特別,新潟外1800m)

1800m以上の重賞実績がなかったのは01年02年連覇のマグナーテンぐらいで、そのマグナーテンもその後は毎日王冠とAJCCに勝ち中距離路線へとシフトしていったし、オースミコスモもその後は芝1800mの牝馬重賞を二つ勝ちました

またここ3年は08年きさらぎ賞の1,2,4着馬が勝っており(09年13人気3着マイネルスケルツィは06年きさらぎ3着)、同じく京都外1800m時代の京阪杯勝ち馬も2頭勝っており、1800m実績とともに平坦長直線実績もあるにこしたことはない…と

今年の登録馬でいうと、エアラフォンオセアニアボスゴールスキーなんかは1800mの重賞オープン実績がなく、ドナウブルーも重賞実績はマイルばかりというのは少し引っかかるところ

戦績だけで推すならば、1800m[4.2.2.2]、内回り小回りを除くと[4.2.2.0]、さらに京都外1800mに限定すると①②①のミッキードリームがイチオシということになりますが、はてさて…

コメント (4)
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