先ほど「望田潤の2歳勝ち馬評価」先週分から2頭追加しました
2週目の札幌芝Aコースは決してインベタという感じではなく真ん中ぐらいもよく伸びて、意外に捲りや差しがきいていましたね~
しかしボッコリ出遅れたテーオーケンジャが上がり33秒4で差し切りとは、5月の超速京都やないんやからというツッコミも入れたくなりますが(^ ^;)、でもテーオーケンジャやラヴィンライフが勝ち負けかそれに近いところまで伸びてくるのはやっぱり京都ではなく札幌だからで、そういう洋芝適性も考慮しなければならない馬場ではあるのだろうと
土曜に芝1500mで新馬勝ちのラトーナはデインヒル×Diesisのパワーと粘りで走る感じで、“筋トレ好きなスギノハヤカゼ”という感じで洋芝や急坂の1400mでMAX評価のマイラー
石狩のシャンボールフィズは休み明けこそが狙いだと書いたんですが、マイナス体重で春とそれほど変わった印象はなく、これでは次走以降の上積みがちょっと微妙…
ヴィジャイはいつも書くように小回りはあんまり合ってないし、ナリタハリケーンはいつも書くように揉まれ弱いので4角で大外に出せないと伸びません
クイーンSは「血統クリニック」は◎アイムユアーズで書いたんですが、パドックをみていないので+24キロがどうだったのかはおいといて、4角でのスピードの乗り方をみるとやっぱりこの馬は小回り向きの機動力があるし洋芝も合っていますね~
以下は「血統クリニック」からの抜粋です
◆オークスより条件は良い
アイムユアーズは3代母がオークス馬ダイナカールだからエアグルーヴやオレハマッテルゼの近親で、そこにエルコンドルパサー、ファルブラヴと配されてクロスがFairy King=Sadler's Wells≒Nureyev2×4・5。ファルブラヴ産駒としては最高に近い血脈構成だとほめてきたし、函館2歳Sで◎、フィリーズレビューで○としたように、パワーと粘りが活きる舞台では高く評価してきた。東京2400mより札幌1800mのほうがパフォーマンスが上がるのは間違いないし、斤量も恵まれるからここは主力の評価でいいだろう。
ラブフールは自己条件のTVhと思っていたので「血統クリニック」では取り上げなかったんですが、福島牝馬でも4番手評価だったし野島崎では◎にしたように、以前から小回り1800mでMAX評価をしてきた馬で、だからここも出てくるなら間違いなく印は回したので、それはちょっと悔しいなあ…と
終わってみれば母父エルコンドルパサーのワンツーでしたが、エルコン肌は内回り>外回り、洋芝>野芝、重>良というのが私の基本スタンスで、オメガハートランド、クッカーニャ、ラヴィンライフなんかともそういうスタンスでわりと上手く付き合えてます
エルコンドルパサーは能力の高さでロンシャンでも東京でも最高峰のパフォーマンスをみせてくれましたが、あの俊敏前向きなピッチ走法ですから有馬や宝塚でグラスワンダーと捲り合いをやったらものすごい競馬になったんじゃないかと思うし、それはもう一度でいいから見てみたかったですね~