花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

縁結びの神様

2007年10月03日 | 旅日記

いよいよ10月・・・
秋本番ですが、お天気の方は秋晴れとはいかず、こちら関東南部は鬱陶しい空模様が続いております。

昨年の今頃は主人と2泊3日の山陰旅行に出かけており、10月3日の今日は「宍道湖」を見てから松江の街を見学、そして縁結びの神様で有名な「出雲大社」に参拝をしていました。

最近友人のtaeさんを始め、あちこちのブログに登場しているこの切手の画像・・・
「燦燦」の小桃さんが、サイトを紹介していましたので私も使わせていただきました。
小桃さんありがとう。
私が撮った宍道湖の写真、旅先からのお便り風に見えるでしょうか・・・

このツァーに参加した目的は「足立美術館」の庭園見学でした。
古いブログ仲間の皆様は既にご存知かと思いますが、主人は人生後半を「庭師」としてスタートしたのです。
「足立美術館」編で、主人の生き様を紹介していますので興味のある方はこちらをご覧下さい。

4年連続日本一に輝いた「足立美術館」の名庭園は素晴らしいものがありましたが、同じように感激したのが「出雲大社」でした。




「出雲大社」は大黒様で有名な大国主大神を祭ってある神社です。
鳥居をくぐるとそこはもう神の聖域ですね。

主人の腰は大分良くなったものの、もう今までのような無理は効かないと思います
今回の腰痛騒動で6週間も仕事を休んでお客様を待たせていますから、これからの仕事の算段をどうすべきかと悩んでいたら、良いニュースが入りました

主人は勤めていた会社を55歳で早期退職し、一年間公立の職業訓練学校の「エクステリア・コース」で技術を学び、その後、我が家近くの大きな造園会社に1年間見習い修行に通いました。
その時一緒に入社した同期のEさんが8年間勤めたその造園会社を辞めて、主人の所に相談にやってきたのです。
「これからは彼に助けてもらおう




こちらは参拝者の御祈祷やさまざまな奉納行事が行われる拝殿です。

昭和28年5月に、荒垣(あらがき)内にあった古い拝殿・鑽火殿(さんかでん)・庁舎(ちょうのや)が不慮の火のために焼亡してしまいまい、現在の拝殿(はいでん)は、昭和35年5月に竣功したものだそうです。



拝殿の奥に「ご本殿」があります。
通常、個人での参拝ではこの中には入れませんが、ツァーではご本殿での参拝ができました。
モチロン撮影は禁止ですが・・・

御本殿(ごほんでん)は、大国主大神さまがお鎮まりになっておられ、大国主大神の御事蹟に対して建てられた宮です。
「大社造り」と呼ばれる日本最古の神社建築様式の御本殿は、現在国宝に指定されています。



御本殿をつつむかのようにそびえる八雲山(やくもやま)を背景にしたご本殿は、神秘的な雰囲気さえ感じられ見るものに感動を与えます。

海外旅行などでは必ず歴史的な教会見学がありますが、この日本の神社はそんな教会に負けずとも劣らない素晴らしい歴史があり、神秘性がありますね

出雲の神さまといえば「縁結びの神さま」と申しますが、この「縁結び」ということは、単に男女の仲を結ぶことだけでなく、人間が立派に生長するように、社会が明るく楽しいものであるように、すべてのものが幸福であるようにとのご縁を言うそうです。

時代の先端を行くような広告マンだった主人が、180度違う世界で仕事を始めて・・・
助けてもらったのは修行に入った造園会社の大ベテランの職人Fさんでした。
退職後は独立した主人の師匠となって現場で技術を教えてくれたのです。
そのFさんも歳には勝てずこの2~3年は入退院を繰り返す日々で・・・

そんな時に飛び込んできた同期の職人のEさんの退職話、渡りに舟でした。
今までも、そしてこれからも「人さまとのご縁」で助けられますね

ツァーの私たち一行は本殿横の神楽殿でお払いを受け、お神楽を見学しました。
雅楽の演奏と若い巫女さんが踊るお神楽も、日本人なら一度は見ておくべきでしょう

1年前に参加した「足立美術館と出雲大社参拝の旅」はそれなりに意義があり、初めて訪れた山陰地方ののどかな風景も忘れられない思い出ですが、旅行記が途中で途切れていた事が気になっていました。

今回しみじみと「人さまとのご縁」を考えた時に、縁結びの神様「出雲大社」のアルバムをひも解いたようにUPが出来たならば幸いです。

心に残る「松江」や「鳥取砂丘」もいずれ機会があったらご紹介したいと思います。



コメント (24)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする