まさに「春は名のみの・・・♪」で始まる早春賦の歌の通りですね。
河口湖「大石公園」(1月18日)
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河口湖北岸の「河口湖自然生活館」に隣接する「大石公園」から望んだ富士山です

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「逆さ富士」の隠れた名所で、特に冬の早朝、風がなく湖面が穏やかな日には
見事な逆さ富士が見えるようです。
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私たちは10時過ぎまでホテルでのんびりしましたので
この公園に来たのは11時近くで・・・
湖にはさざ波もたち、逆さ富士は到底無理でした。
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望遠レンズで富士山を観てみると、朝には強風で激しく舞っていた
ブリザードは収まっていました。
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孫たちは雪にまみれて遊びに夢中・・・
ここは富士河口湖町初夏の名物イベント「河口湖ハーブフェスティバル」の大石会場としても有名で
6月中旬から7月中旬までは、雪をかぶっていない夏富士と、
じゅうたんのように植えられたラベンダーが一緒に楽しめて
7月には周辺でブルーベリー狩りも楽しめるようです

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「自然生活館」でお茶していくことにしました。
私と息子はコーヒー、孫たちはブルーベリーソフトです。
デッキからは見事な風景が眺められます。
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流石に世界遺産の「富士山」は人気のようで、
海外からのお客様、特に中国や東南アジアの方々の姿が目立ちました。
息子の仕事が溜まっているそうで、この日は早めに帰ることにします。
河口湖の旅の二日目の見学地はここだけとしました。







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朝ごはんはホテルでたくさん食べたし・・・
(ご飯大好きな菜奈ちゃんは自分でよそって4杯もお代わりしていましたね)
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このオーナーズホテルは去年の5月に新しくオープンしました。
去年の夏に主人と初めて泊まる予定だったのに、突然逝ってしまったので
代わりに息子と一緒に来て、その思いを果たしましたが・・・
実はそれだけではなく、今回私は現実的な手続きもありました。
関西の準大手ゼネコンが売り出した会員制のオーナーズホテルの会員権
軽井沢のビラの権利の一部を、バブルが始まった頃に父が義理で買いました。
母が車椅子になった今から15年以上前に「もう行けないからどうにかしてくれ」と言われ
私が継ぎました。
まぁ~ゴルフの会員権と同じような、バブル時代のあだ花で
売るに売れないシロモノになっていたわけです。
私がオーナーで主人がサブオーナー、この二人は全国にある数十軒の系列ホテルに
食事代だけで泊まれるのです(と言っても一人1万円前後)
月々の管理費、軽井沢町に払う固定資産税、そして修繕費積立金などを合計すれば
維持費は年に10万円は超えます。
息子が経費を半分持ってサブオーナーになっても良いような事を、最初は言っていましたが・・・
妻子はビジターですから、家族で利用したら結構高い宿泊料になります。
そして一番の決心のしどころは、主人の亡くなる3週間前に一緒に三泊過ごした
軽井沢のホテルに、私は辛くて到底足が向かないという事です。
TVで軽井沢の風景が流れただけでまだ涙があふれます



それで僅かな預かり金を受け取って脱退することに決めました。
そんなわけで、今回は権利書や印鑑証明などを持って諸々の手続きをしに行ったわけでもあります。
ホテルを去る時、支配人と担当の女性が見送ってくれましたが・・・
この30年近い間、両親や弟一家と皆で軽井沢や伊豆を利用した時の事や、
主人と2人であちこち泊まった日の事を思いだし、涙が出ました



このブログでも軽井沢に泊まって日本海までカニを食べに行ったり、
小布施や善光寺参りに行ったこと、はたまた志賀高原や草津白根山を歩いた事など
たくさん紹介しましたね。
一昨年は白川郷や五箇山見学の後、下呂温泉の会員制ホテルにも泊まりました。
こうして素晴らしい富士山を堪能した一泊二日の河口湖ドライブ旅行・・・
最後は河口湖インターから大月に出て、高尾から圏央道を走り


海老名で東名に入り、我が家近くのラーメン屋さんで昼食を済ませ帰宅しました。
圏央道~東名は主人と最後に走ったコースです。
海老名のサービスエリアで食事したことも、昨日の事のように覚えています。






寒い寒いとは言いながら、道端に菜の花が咲いて居ました。
春は三寒四温、顔をのぞかせたり隠れたりでやってくるようですね。
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年賀状を頂いた方々に寒中見舞いで主人のことをお知らせしたら、
またまたお香典やらご丁寧なお手紙を頂き
私は礼状書きやお返しに追われていました。
まだまだ哀しみは引き戻され、吹っ切ることはできませんね。
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皆さん、私の体を気遣ってくれているようです。
5日の積雪予報の日には鬱気味の私を心配して、ご近所仲間2人が我が家にお茶しにきてくれて
午後2時半から夕方の7時近くまで話は盛り上がりました。
友人たちに助けられています。ありがとう・・・
きれいですね~
思い出の詰まった場所、行くのが辛くなる気持ち少しわかる気がします。
良いカメラが欲しくなりますね。
河口湖にはオルゴールの森によく出かけました。
何となく近いのでいつも日帰りでしたけど・・・。
会員権には私も苦い思い出があります。(苦笑)
今回の河口湖シリーズでは、美しい富士山を堪能させていただき感謝です。
オーナーズホテルの解約は懸命な判断だったのではないでしょうか。
肩の荷は少しずつ下ろしたほうが楽です。
宿泊料金が若干高くなっても、結局は安上がりだと思います。
こちらでも菜の花もあちこちで見かけるようなりました。華やぎます。
裾野まで邪魔するものがなく本当に美しいですね。
軽井沢を中心におもな見どころは殆ど行きました。
去年は「富岡製糸場」・・・
これらがTVで流れると、涙が出てしまいます。
この日の最後に、液晶画面が見えなくなりましたが・・・
無事に富士山が写せただけで満足でした。
富士五湖は日帰りエリアですね。
私もこの周りの山々には日帰りで来ています。
今回は新しいホテルを体験するのが目的でした。
孫も「楽しい」と言ってくれましたので、思い切って行って良かったと思います。
私は遠出の運転は苦手なので、一人で行く勇気はありません。
年会維持費だけで、普通のホテルが5~6回以上利用できますから、これからは送り迎え付のリゾートホテルを
友人と利用する事が多くなりそうです。
それとツァーに入ることになるでしょうね。
今までは主人と二人での個人旅が多かったですが、亡くなってしまうと旅のスタイルも変わりそうです。
立春が過ぎて、春の気配が感じられますが、まだまだ寒くい毎日で、雪を見ることもありそうです。
こんな富士山が見られるのもあと少しです。
nao♪さんの人生はこれからです。
前を向いて歩いてください。
またまたお香典やお悔やみのお手紙を頂き、感情が戻されました。
主人のことを皆様覚えていてくれてありがたいことなのですがね。
女の平均寿命まであと20年・・・
めそめそしないで、元気な内に好きなことに挑戦せねばと思っています。
この週末は主人の兄の一周忌でした。入笠山が残念でした。
お天気も良かったようですがさざ波が見えています。
お孫さんたちも喜ばれたでしょう。
そんな手続きがあったのですか。一つ一つ手続きを済ませられていますが、いろいろあって何て大変なのでしょうと思いました。
ご主人との思い出がよみがえってしまう旅でもありましたね。悲しいけれども亡くなられても一緒に過ごしていらっしゃるようです。
大石公園は何度か行ってはいますがいずれもラベンダーの時期で大石公園からの冬の富士の姿は見た事がありません。
3枚目裾の広がる雄大な富士に湖面の輝き、気に入りました。
何処へ行っても想い出一杯なのでしょうね、それだけ楽しい日々を過ごせたのですからこれからは多くの仲間やまた一人でも新しい想い出を作る気持ちでお出かけください。