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「栗駒山」の頂上から見晴らしの良い尾根を10分ほど下ると、
少し広い台地の「天狗平」に出ます。
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更に20分くらい下って、天狗岩が見えてきた所で撮影タイム

ガイドさんの説明によると
見えている天狗岩は2008年の岩手・宮城内陸地震で倒れて
形が変わったそうです。
あの地震の事は今でもハッキリと覚えています。
岩手・宮城県境に聳える栗駒火山の北東域が震源でした。
周辺には須川、駒ノ湯、温湯、湯ノ倉、湯浜等の温泉が点在しますが・・・
土石流に巻き込まれた駒ノ湯の惨事は、TV画像を見て心を痛めたものです

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コンデジをズーミングして写しました。
あの時の地震で栗駒山周辺はあちこちで崩落したようです。
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北側に見えているのが、頂上付近に雲が広がる日本二百名山の「焼石岳」(1548m)
ネットで調べると、11/3(土)現在、銀明水付近で膝ぐらいの雪があるそうです。
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青空が見えてきました。
太陽の光がスポットライトのように、紅葉をいっそう鮮やかに照らしていました


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須川温泉に下るコースは足元がグチャグチャで滑りやすくなっています

ここで転んだら大変

滑らないようにお腹に力を入れて、足を出来るだけ上げるようにして下ります。
そんな中、ポケットに入れたコンデジを取り出し歩きながら撮りますが
これが一番危険と反省しました

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やがて潅木地帯に入り、黄葉のトンネルの中を歩きます。
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そして現れたのが青みがかった白濁の「昭和湖」
昭和19年に栗駒山の噴火によってできた火山湖です。
山田ガイドさんが「僕と同じ歳です」と・・・
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「昭和湖」でトイレタイムを取り、更に黄葉のトンネルを進みます。
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登ってきた「栗駒山」がクッキリと見えてきました。
奥羽山脈の秀峰・栗駒山。
岩手・宮城・秋田の三県に跨がる標高1,628mの火山で、
古来、岩手県では須川岳 (酸川岳) 、秋田県では大日岳とも呼ばれてきたようです。
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ミニ尾瀬のような木道が続く「名残ヶ原」に出ました。
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標高1115mの所に広がる「名残ヶ原」
正面に栗駒山の主峰が見える湿原の中央を木歩道が伸びています。
タテヤマリンドウやワタスゲ、シロバナトウウチソウなど、
春から秋までさまざまな高山植物が湿原を彩るとか・・・
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岩の間から湯気が湧き出る中を通り過ぎると、やがて
「須川温泉」の建物が見えてきました。
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各温泉施設に送るパイプが並ぶ豊富な源泉の横を通り、
2時半過ぎにバスが待つ大駐車に到着です。
バスにザックを置いて、目の前の「日本秘湯を守る会」の提灯がぶら下がった
「須川高原温泉」に向いました。
白濁した強酸性の湯が人気の温泉です。詳しい様子は

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秘湯の温泉を堪能してから、バスで前日泊まった宿のある「厳美渓」に戻りました。
ここでガイドの山田さんともお別れです

レストハウスでのお土産購入タイムに、
私とYさんは前日歩いた厳美渓を再び散策しました。
栗駒山を源とする磐井川両岸に、約2kmにわたって奇岩の連なる渓谷が続きます。
険しい灰色の岩と清流の織りなす風景が素晴しいのですが・・・
すでに夕闇が迫り、名物の郭公だんごも品切れでした。
最後は「一ノ関」駅に出て新幹線で帰りますが、待ち時間がたっぷりあったので
オプションで予約したギュータン弁当は夫へのお土産にして
Yさんと駅前のラーメン屋さんで生ビールと昔風ラーメンで乾杯

お天気に恵まれ紅葉が美しかった「蔵王・栗駒山ハイキング」に満足していました。
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YさんとこのKツーリストのツァー登山に参加したのは
去年の「出羽三山巡り」に続いて3度目です。
同じ頃、29,800円で北海道二泊三日の旅に出かけた高校時代の友人に比べると
一泊なのに1,5倍もする割高のお値段ですが・・・
去年も今年も経験豊かなベテランのガイドさんに案内され、
添乗員さんも良い方で、ほぼ満足できる山行でした。
一番最初にこの旅行社の登山ツァーに参加した20年位前はひどいものでした

「カタクリの咲く御前山」に登った時、
奥多摩湖畔の登山道を登りだしたのがお昼近く

更に下りのルートを間違えて、日没寸前にバスの待つ場所に辿り着きました。
それ以来ここの山岳ツァーは避けていた私たち

去年、日にちの折り合いがつくのがここのツァー以外に見つからなかったので、
仕方なく選んだのですが・・・
あれから20年が経ち、安心して参加できる内容になっていた

中国の「万里の長城」付近でトレッキングを楽しんでいた中高年の日本人旅行者らに
記録的な大雪が襲い、悲惨な遭難事故が起きましたね。
この秘境ツァーを企画催行したのは、あの「アミューズトラベル」
3年前に大雪山系「トムラウシ山」で、8人もの遭難者を出したツァー会社です。
初コースなのに現地の様子を直接下調べもせずに、
参加者を募集したとは驚きました。
今回も叉、トムラウシの時と同じように「想定外のお天気だった」と
旅行会社側は言っています。
山のお天気に「想定外」はないはず

私が4年連続して行っている10月10日前後の東北の山でも、
岩木山の頂上には雪があったし
八甲田山も月山も北風が強くて冷たかった

まして11月の中国内陸の北緯40度の地の山は、もう冬に近いはず・・・
どうしてこんな時期に設定したのか

今回参加者の中で唯一助かった女性は、
ちゃんと冬用のダウンもフリースも持っていたそうです。
山は自己責任の世界ですが、ツァーに入るなら、
信頼のおける会社を選ぶ事が大切と、つくづく思った次第です。
栗駒登山、お天気にも恵まれて最高でしたね(*^^)v
人気の山ですから登山者も多くて賑やかって感じ。
10月8~9日だったようですが、
同じ頃 私は八甲田に登ってました。(-^〇^-)
東北の山の紅葉風景満喫させていただきました。
特に3・5枚目は溜め息の出る様な紅葉風景です。
厳美渓には行った事があります「ネットよりお借りした」写真を見て想い出しました、対岸から籠で運ばれる「団子」があったと思いますが今でも有りましたか。
「naoママさんなら何ておっしゃるだろう?」
と思って見ていました。
こちらのブログをいつも拝見しているおかげで、
山登りについてその厳しさと楽しさを
ほんの少しだけかじることができています
来月、2年ぶりにパースに行ってまいります
行ってるのですが、nao♪さん達ほど綺麗な紅葉は無理でした。
nao♪さんのブログで綺麗な紅葉を観せて貰っています。
今までは人様の写真を見て満足してましたが、これからは
自分の目で観る事が出来ると思うと嬉しいです。
今回の「万里の頂城」での遭難、聞いた時信じられませんでした。
nao♪さんの説明を聴いて、尚更信じられません。
栗駒山の素晴らしい紅葉に懐かしく感じました。
家族で宮城県側からはじめて行ったのが9月の下旬だったのでこれほど綺麗な紅葉は見られませんでした。
今は登山道がかなり荒れていますね。
昭和湖の近くにオノエランが綺麗に咲いていたことを思い出します。
名残ケ原はワタスゲが沢山咲くところです。
その頃にはイワカガミの大群落があってそれを目当てにみにも行きました
須川温泉にはあの当時温泉プールがあったのですが未だありましたか?
松戸の姉は今年あまりのも懐かしくてツアーで
行ってきたそうです。
久しぶりに見た栗駒山に感動しました。
久しぶりのコメントです。懐かしくわが故郷の栗駒山
結婚する前に登り、だいぶ変わっていますね。
あの当時は電車が走っていてそれにのり、山小屋に泊まり若き青春の時を想い出していますよ。
もう47年前の話・・・お天気に恵まれて最高の登山でしたね。
紅葉もきれいだし、空も青空 良かったですね。
須川温泉には秋田の帰り立ち寄り御風呂に入ったことがあります。
nao ♪さんは本格的な登山なんですね。
中国の万里の長城近くでの遭難事故 本当にお気の毒ですね。旅行会社でどうして詳しく調べなかったのかしら?
事故が起きたからでは遅いんですが残念に思います。
お母様 ご心配ですね。少しでも長生きできますよう
祈ってます。
北川さんの「NHK・朝ドラ」の批評をいつも楽しみにしております。
そしてバイクでのツーリングも・・・
信州や東北までも行かれるとは、心身ともにまだまだお若いですね。
我が夫は、もう車での長距離も躊躇していますよ。
北海道や東北の山の紅葉は9月下旬頃から始まり、10月10日頃が見頃でしょうか・・・
今年は少し遅れたようです。
紅葉で有名な栗駒山を実感できましたね。
4年前には同じ頃に「八甲田山」に登り、酸ヶ湯温泉に泊まりました。
上毛無岱と下毛無岱の草紅葉や温泉の周りの紅葉が見頃でした。
東北の紅葉は規模が大きくて、見応えがありますね。
全くの記録写真ですが、紅葉の美しさはそれなりに写っていましたね。
厳美渓の写真は一眼レフで撮ったのですが、何故か?行方不明になってしまいました
対岸からザルで運ばれる団子売り、まだやっていましたよ。