季節の変化

活動の状況

善五郎の滝の季節の変化

2016-02-07 00:00:50 | Weblog
乗鞍高原は、善五郎の滝氷瀑を見たい。

左側に、氷の巨大なパイプができて、中を水が落ちていた。
右側は、タコのような氷柱がひしめき合っている。
右端には、巨大なつららがぶら下がっている。
下の滝壺は、こんもりと盛り上がっている。
滝壺まで行くことができた。2016年1月27日。

善五郎の滝の氷瀑は、2013年12月25日に見ている。

左側には、2本の氷の縁ができて、間を水が落ちていた。
右側は、大きな氷柱が昇っている。
滝壺は、盛り上がっていた。
この時の様子、善五郎の滝への行き方は、つぎを参照してください。
「乗鞍高原の善五郎の滝は氷瀑」、2014年1月19日。
http://blog.goo.ne.jp/mulligan3i/e/f57ed2c3b67e17c8f99fb515720843e9

2016年の冬も、善五郎の滝の氷瀑を見たい。
昨年から狙っていて、善五郎の滝を訪れたが、
この冬は暖かくて、氷瀑はできていなかった。
善五郎の滝、2015年12月25日。

左側の滝は、滝壺にドウッ、ドウッと、勢いよく流れ落ちていた。
まわりには、つららがある。が、氷瀑という状況ではなかった。

流れる滝と牙。


左奥の、氷柱。

動と静。流れる滝と氷の牙や氷柱は、これは、これで冬景色。
しかし、冬は、やはり全面が結氷した氷瀑を見たい。

それで、寒波が続いている2016年1月27日に善五郎の滝へ行った。
そうすると、氷瀑を見ることができた。
これをまとめると、つぎになる。
            善五郎の滝の氷瀑?
2013年12月25日   ○
2015年12月22日   X
2015年12月25日   X
2016年1月27日    ○

滝壺から見上げた善五郎の滝。2016年1月27日。

左の氷のパイプの中を、水が流れ落ちている。
パイプの左には、クラゲのような氷柱が昇り、
右には、タコのような氷柱がひしめき合っている。

パイプの左の、クラゲの昇り。


パイプの右は、ひしめき合う巨大なタコの群れ。


右端には、巨大な牙。

これ以上、近寄ると危険! 食いつかれる。

自然の造形美を、たっぷりと眺める。
そして、振り返ると、滝壷から下は凍った川。
凍った川に、雪が積もって、デコボコしている。
今は、小大野川(こおおのがわ)の上に立っている。

その先には、橋がかかっている。
春~秋は、この橋から善五郎の滝を眺める。

橋の下には、の滝壺がある。
今の滝壷まで、水の浸食によって、これだけの距離、
数十メートルはあるだろうか? 善五郎の滝は後退してきた。
今、立っているところは、昔は滝の上だった、ということになる。

反対側から、橋を見た写真。

昔の滝壺が、⇒橋の下に広がる。
昔の滝壺は、冬は凍って、まわりの雪と、
境界がわかりにくくなるため、秋の写真を掲載。
昔の滝壷を渡る橋が手前にあって、その橋から撮影、2015年10月14日。

橋から眺めた、善五郎の滝の「季節の変化」。
の善五郎の滝。2015年5月22日。

滝の高さが高い。落ちた滝は、滝壺から川になる。
水しぶきで、ができる。

の善五郎の滝。2014年6月15日。

すがすがしい。水しぶきが飛んでくる。

の善五郎の滝。2015年10月14日。

左の絶壁には紅葉がある。

そして、の善五郎の滝。2016年1月27日。

滝壺は盛り上がって、滝の高さが低くなった。

善五郎の滝の「季節の変化」。お気に入りは?
やはり氷瀑! 氷瀑を見たくて、この冬は3回行った。
そして、氷瀑を見ると、「できていた!」と、うれしくなる。

善五郎の滝を、上からも見ることができる。
昔の滝壷を渡る橋から、10分ほど上がったところにある滝見台
の善五郎の滝、氷瀑。滝見台から、2016年1月27日。


2013年12月25日に見た善五郎の滝の氷瀑。滝見台から。


2013年12月25日 ⇒ 2016年1月27日では、氷瀑のちがいがある。
左側には、氷の縁 ⇒ 氷のパイプができている。
右側には、大きな氷柱 ⇒ タコのような氷柱がひしめき合う。
右端には、つららがない ⇒ 巨大なつららがぶら下がっている。

滝見台からも、善五郎の滝の「季節の変化」を見ることができる。
春~秋の写真を掲載するので、もう少し、お付き合いください。
の善五郎の滝。滝見台から、2015年5月22日。


の善五郎の滝。滝見台から、2014年6月15日。


の善五郎の滝。滝見台から、2015年10月14日。

滝の流れ~冬の氷瀑、若葉~紅葉~冬の枯れ木と、季節の変化がある。
それに、「滝は、今でも後退している?」と、思いながら眺める。

滝見台からは、善五郎の滝を眺めることができることのほかに、
天気がよければ、奥に乗鞍岳がそびえる。2015年5月22日。


最後に、滝壷から仰ぎ見る善五郎の滝。2016年1月27日。

自然の造形美は、お客さんを魅了する。
アイゼン持参の氷瀑女子。意気込みがすばらしい!

善五郎の滝の季節の変化、
訪れるときの参考になれば、と思います。
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