goo

犬人生、猫人生

『キャッツ』の解説にて、訳者の池田氏は次のように述べている。

「この猫詩集を読み終えてみると、エリオット先生は、二十一世紀は、どうも個性派の猫の時代だ、猫人生を歩め、といっているような気がいたします」(p.126)

たしかに、人生には、「犬人生」と「猫人生」があるような気がする。そして、日本人の多くは犬人生を歩んでいて、自分勝手な猫人生を歩む人々を批判しているのかもしれない、と感じた。

勇気をもって「猫人生」を歩んでみたい。

出所:エリオット(池田雅之訳)『キャッツ:ポッサムおじさんの猫とつき合う法』ちくま文庫
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )