連日の厳しすぎる暑さに、息をするのも苦しい日々でしたが。
今日は、やっと、暑さのひとやすみ・・・といったところでしょうか。
いや。
7月の半ばの暑さは、本来はこのくらいが平常だったはずですね。
感覚がおかしくなりそうですね。
さて。
今日は、さまざまな夏の皮膚病の患者さんがお見えになりましたが。
中でも、際立っていたのが、顔のトラブルです。
顔のひどい乾燥。
まぶたの湿疹。
くちびるの湿疹。
ニキビの悪化。
赤みやかゆみ。
ごわごわした感触。
吹き出物やいぼ状のぶつぶつ。
かわむけ。
これらが、本日、ご相談を受けた皮膚の状態です。
なぜ、この一週間で、このような顔のトラブルが増えたのでしょうか。
梅雨明けしてからは、雑草の花粉の飛散は減少し、アレルギーの方は皆さま、軽快しています。
ですから、花粉が原因ではありません。
これらの原因は、この一週間の酷暑によると考えられます。
強い紫外線による日焼けは、その後皮膚の乾燥を招きます。
また。
連日の酷暑で、外を歩いていたり、遊んでいると、アスファルトからの熱風が皮膚の水分を根こそぎ奪います。
まるで、温度を上げすぎたファンヒーターの前に長時間いるような肌の状態になってしまいます。
肌も極端に脱水状態になっているんですね。
さらに。
プールの塩素消毒も乾燥を悪化させます。
こうして、さまざまな要因で、冬よりひどい乾燥肌が作られています。
この乾燥肌は、とても敏感でかぶれやすい状態と言えます。
ところが、暑い夏の日、顔から汗や脂など分泌物は増え、雑菌やカビも増殖します。
化膿しやすく、また、汗でふやけてやわらかくかぶれやすい状態になっています。
こうして、極端に乾燥した弱い肌に、さまざまな汚れや刺激が加わり、顔の皮膚はトラブル続きとなるんですね。
こういった季節は、どのように過ごしたらよいでしょうか。
まず、無香料の安全な石けんを手で泡立てて、十分な泡でやさしく汚れを洗います。
次に、ふあふあのやわらかいタオルで、こすらないように顔を拭きましょう。
ごしごしと強くこすると、汗でやわらかくなった皮膚は皮がむけてしまいます。
アルコールの含まないしっとりタイプの化粧水を手でつけましょう。
コットンは皮膚を刺激するので、使わない方がよいでしょう。
その後は、乳液や、美容液、ジェルやクリームなど、その方の肌質に合わせた十分な保湿ケアを行いましょう。
しっかりと潤いを与えると、肌はほっとしているかのようです・・・・・。
ね。
おわかりになりましたか。
簡単だけど、手抜きのないやさしいケアを、心掛けてください。
毎日、行うと、違ってきますよ。
~~~~おまけ~~~~
今日、やさしい差し入れをいただきました。
お子様と一緒に育てたとという立派なきゅうりです。
さっそく、帰宅後、細切りにして、ツナ缶と梅干しとあえて、夏サラダを作りました。
ごちそうさまでした~。
今日は、やっと、暑さのひとやすみ・・・といったところでしょうか。
いや。
7月の半ばの暑さは、本来はこのくらいが平常だったはずですね。
感覚がおかしくなりそうですね。
さて。
今日は、さまざまな夏の皮膚病の患者さんがお見えになりましたが。
中でも、際立っていたのが、顔のトラブルです。
顔のひどい乾燥。
まぶたの湿疹。
くちびるの湿疹。
ニキビの悪化。
赤みやかゆみ。
ごわごわした感触。
吹き出物やいぼ状のぶつぶつ。
かわむけ。
これらが、本日、ご相談を受けた皮膚の状態です。
なぜ、この一週間で、このような顔のトラブルが増えたのでしょうか。
梅雨明けしてからは、雑草の花粉の飛散は減少し、アレルギーの方は皆さま、軽快しています。
ですから、花粉が原因ではありません。
これらの原因は、この一週間の酷暑によると考えられます。
強い紫外線による日焼けは、その後皮膚の乾燥を招きます。
また。
連日の酷暑で、外を歩いていたり、遊んでいると、アスファルトからの熱風が皮膚の水分を根こそぎ奪います。
まるで、温度を上げすぎたファンヒーターの前に長時間いるような肌の状態になってしまいます。
肌も極端に脱水状態になっているんですね。
さらに。
プールの塩素消毒も乾燥を悪化させます。
こうして、さまざまな要因で、冬よりひどい乾燥肌が作られています。
この乾燥肌は、とても敏感でかぶれやすい状態と言えます。
ところが、暑い夏の日、顔から汗や脂など分泌物は増え、雑菌やカビも増殖します。
化膿しやすく、また、汗でふやけてやわらかくかぶれやすい状態になっています。
こうして、極端に乾燥した弱い肌に、さまざまな汚れや刺激が加わり、顔の皮膚はトラブル続きとなるんですね。
こういった季節は、どのように過ごしたらよいでしょうか。
まず、無香料の安全な石けんを手で泡立てて、十分な泡でやさしく汚れを洗います。
次に、ふあふあのやわらかいタオルで、こすらないように顔を拭きましょう。
ごしごしと強くこすると、汗でやわらかくなった皮膚は皮がむけてしまいます。
アルコールの含まないしっとりタイプの化粧水を手でつけましょう。
コットンは皮膚を刺激するので、使わない方がよいでしょう。
その後は、乳液や、美容液、ジェルやクリームなど、その方の肌質に合わせた十分な保湿ケアを行いましょう。
しっかりと潤いを与えると、肌はほっとしているかのようです・・・・・。
ね。
おわかりになりましたか。
簡単だけど、手抜きのないやさしいケアを、心掛けてください。
毎日、行うと、違ってきますよ。
~~~~おまけ~~~~
今日、やさしい差し入れをいただきました。
お子様と一緒に育てたとという立派なきゅうりです。
さっそく、帰宅後、細切りにして、ツナ缶と梅干しとあえて、夏サラダを作りました。
ごちそうさまでした~。