花粉症の予防薬のお話

今日も、秋らしい一日でした。

身体がほっとします。
私も、やっと体調が良くなってきました。
やはり、急激な気温の変化についていけなかったようです。

さて。
どうやら、やはり、スギ花粉が飛んでるようです。

スギ花粉はご存知のとおり、３月に飛散のピークを迎えるので、例年ならば１月から花粉予防の治療を開始すれば充分間に合います。

そう、例年なら・・です。

今回は、ちょっと予想が立ちません。
なぜなら、夏が暑すぎました。
前例のない、酷暑でしたから、スギ花粉にどの位影響があるかわからないのです。

ただ、花粉が多いのは間違いありません。

その飛び始めの予想が立たないのです。

スギ花粉は、毎年、１１月から少量ですが飛び始めます。
敏感な方は、ここで症状が出てしまいますので、そういう方は早めにスタートしないといけません。

今日も、スギの花粉症をもっている方で、顔や首や腕などにかゆみと湿疹が出た方が来院されました。
今きちんと治療して、かつ、予防もしておかないと、来年のピーク時にひどくなる危険性があります。

私は、軽い花粉症ですが、このところ、目がかゆく、くしゃみもでます。
ですから、軽い安全な予防薬を飲んでいます。
おかげで、調子は良いです。
でも・・。
来年はどうなるか、ちょっとコワイです。

洗濯物も布団も絶対に屋外には干しませんよ。
タオルなんて、外に干したら、花粉パウダーをまぶしたタオルになってしまいますよ。
それで顔や手をふくと、顔や手に湿疹が出てしまいます。
要注意ですね。

それにしても、花粉症やアトピー性皮膚炎は、まさに都会病でありまた現代病ですね。
温暖化や天候の不順に関係あるのかもしれませんね。

幸い、のみ薬もとても進歩しており、効果は高く副作用の少ないきわめて安全なものがどんどん開発されています。
上手に治療して、花粉シーズンをのり越えたいものですね。