宮元皮膚科クリニックのブログ

毎日の診療の中で気づいたことや気になることを書いています。
皮膚病や肌のトラブルのさまざまなアドバイスをいたします。

夏の皮膚病(疲れ・・・夏ばて)

2009年08月22日 20時15分21秒 | 診断と治療
昨夜は、寝苦しく、3回も目覚めてしまいました
夜中、暑かったですよね。
昨日はこの夏の最低気温が、一番高く、27度以上あったそうです
夜中に、27度もあると、暑くて寝苦しいですよね。

この10日間くらいは、暑い日が続いています。
夏休みに、プールや海水浴、旅行を楽しんだ方も多いと思いますが、暑さも続いているので、そろそろみなさま、お疲れのようです。

子供の面倒をみていたお父さんやお母さんもかなりお疲れだと思いますが、小さな子供も疲れがたまってきているようです

疲れのせいで、子供に出やすい皮膚病があります。

まず、手足の多汗症です
疲れで、手や足の汗がいつもより増えるのです。
子供は、その汗ばんだ手をにぎっていることが多く、そのため、手のひらや指の間が赤くなったり皮がむけたりします。
それを、ミズムシと勘違いされて心配になる方も多いですが、これは特に病気という程のものではないことが多いです。
ただ、ひどいと、水ぶくれになったり、かゆくなります。
その場合は、治療が必要ですね。

もうひとつ、このところ、多い病気は、じんましんです。
じんましんがでると、「食べ物が原因?」と思う方も多いですが、たいていは違います。
これも、原因は、疲れが多いですね。
はしゃぎすぎていつもより遊びすぎたとか、旅行など初めての環境で緊張もあって疲れたとか・・・。
飲み薬で治療しますが、同時に、身体を休める事がとても大切ですね。

ま・・・結局・・・・夏ばてということかもしれませんね。

みなさま、疲れをとるように、工夫して過ごしましょう。
早く、寝るのが、一番、大切かと思いますよ



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