宮元皮膚科クリニックのブログ

毎日の診療の中で気づいたことや気になることを書いています。
皮膚病や肌のトラブルのさまざまなアドバイスをいたします。

紫外線はどう防ぐ?(その2)

2009年04月15日 16時38分23秒 | スキンケア
今日は素晴らしく晴れましたね~~
太陽がまぶしかったです
サングラスをかけちゃいました

さて、今日は手のお話です

皮膚科に来られる方の皮膚病の悩みで一番多いのはお顔のトラブルですが、手の皮膚のトラブルも少なくありません。
かぶれや主婦湿疹などの他に、手の皮膚の乾燥によるひびわれなどが多いです。

さて、今日はちょっと視点を変えて、紫外線の手に及ぼす影響についてお話しします。

紫外線量がどんどん増えるこれからの季節。
手の甲は思いの外、紫外線を浴びて、日焼けしていきます。
すると徐々に暗くくすんできます。
また、繰り返す日焼けの結果、乾燥してかさついてしまいます。
細かいしわもでてきますよ。長年繰り返すとしみの原因にもなります。紫外線プラス乾燥で老化は加速します。
ハンドクリームは冬にだけ使うというイメージを持ちやすいですが、実はこれからも必要です。

これからの季節は、手の甲にも日焼け止めクリームをぬり、また、帰宅後はその日焼け止めクリームを石けんで落としハンドクリームを塗っておくと良いですね。
ただし二層性の液体日焼け止めローションは、さっぱりして使いやすいですが、意外に皮膚が乾燥するのでご注意ください

紫外線に注意して、潤いのあるきれいな手でいたいですね

これからの季節に使いやすいさっぱりタイプのハンドクリームも処方できますので、ご相談くださいね。



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