みどりの野原

野原の便り

2月8日 講座と公園の冬の植物

2019年02月08日 | Weblog

午前中は生物多様性や植物関係の講座。(以後の記述の正確性は?です)
生物多様性 適度な攪乱を受ける方が生物の種類は多くなるという仮説。これはそうかなと思った。
少ない生物量であっても生態系へ大きな被害を与える生物(キーストーン種)「ヒトデ」を取り除いたら、影響を受けていたいくつかの生物「イガイ」と「カメノテ」が占有し、他の「カサガイ」「フジツボ」減少する生物があること。
外来生物オオクチバスを除去すると、天敵がいなくなり、在来種も増えるが「アメリカザリガニ」も増えて「ヒシ」に被害が出て減少した。
などの話もあった。なかなか複雑なことだ。
個体数が減少によって、遺伝的に均質化が起こり、近交弱性から減少から絶滅に至るという種の絶滅の仕組み。
なるほどと思うものもあり、ではどうすればいいの?と思うこともあった。
初めて聞く生物用語も出てきて、学生に戻った気分。(落ちこぼれ学生) ちょっと消化不良です。

午後は近くの講演で観察会。
冬の樹木やロゼットの観察

 
ハンノキ 雄花穂が目立つ。雌花も見えた。 ヤマモモ 雄花序(雄花)蕾

  
   ヒメジョオン ロゼット        ブタナ ロゼット

 
こんな小さくて花をつけていたフラサバソウ  トゲミノキツネノボタン群生 花はまだ。


カスマグサ 根に付いていた根粒。この中にはバクテリアが共生している。
根粒菌は大気中の窒素をアンモニアに変換し(窒素固定)植物の生育に欠かせない窒素を(マメ科)植物に供給。
代わりに、根粒菌は植物が光合成で生産した炭水化物を得る。
根粒の色は薄いピンク色。これはヘモグロビンの色で、根粒バクテリアの窒素固定がスムーズにいくように植物が作っているらしい。
これも未消化・・とにかく、人間のように脳みそもない植物やバクテリアもいろいろ考えているのには驚きます。

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2月7日 雨上がり 苔 地衣 シダ

2019年02月07日 | Weblog

雨上がりは苔が目立つ。地衣類も生き生き。

 
     水も滴る苔           これも良く見かける苔  

     
   可愛い葉っぱ状の苔   

 
      地衣類                地衣類


 これも地衣類のような気がする。

今日の発見。

 
クジャクシダは夏緑性で冬は枯れる。 右)リョウメンシダ 胞子が付いていた。
これで裏歴然。胞子は冬につくらしい。今まで見落としていた。 

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2月5日 春はまだ?

2019年02月05日 | Weblog

昨日は立春 とはいえまだ花の少ない時期

 
    早春に咲くツバキ         淡いピンクのツバキ

 
低く刈り込んであったので何かな?と思ったら、果実があった。モチノキだ。
           右)ユズリハ 雄木が近くにあるからか果実をたくさんつけていた。

 
グネグネした幹、ハート形の葉痕 丸い小さい冬芽 ニワウルシだ。
           右)コハコベの若い種子 低い突起が見えるが、写しにくい。       

 

コメント (2)
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2月3日 山田池 ミコアイサ 今日は節分

2019年02月03日 | Weblog

山田池公園へ。

予定通り出発したのに・・松井山手駅で乗り換えに失敗。
ホームの行き先表示板に、ちゃんと乗る電車が出ていたのに・・来なくて・・
次の電車を待つうち、向かいホームに止まっているのが目的の電車とわかり、階段上がって・・階段下りて・・到着と同時にスーッと発車。次発の電車で藤坂駅へ。とんだ失敗だった。

あとで気づけば2番線にあった表示板には①(1番ホーム)と描かれていたのにお連れの方と揃って見落としたのが原因だが。

1本目に失敗した後、尋ねた若い女性もスマホを見て、「次にここ②に来る電車に乗ればいいです」って言ったよ。
ホームに来ない電車は表示しないでもらいたいわ。ぶつぶつ・・
何回か来ているのに・・いつもスムーズに来れていたのに。

というわけで30分の遅刻。もちろんみんなは出発したあとだが、場所はわかっているので大丈夫。

 
   山田公園 入口             ユリノキ並木

山田池でみんなに追いついた。皆さん突然現れた私たち2人にびっくり。

さて、池を眺めると・・
手前には釣りをする人がずらりと並び・・池の中央部?には水鳥の群れ。


マガモの群れに混じってミコアイサ雄が5・6羽?見えた。雌もいたかも。未確認。
ハシビロガモやアオサギなども。


坂を登ったところに竹屋峠道の石碑 説明版はなかったが、古道だったのかな?

また池のそばに出た。

 
            こちら側は干上がっていた。

調べたら、昨年10月より今年の2月まで「池干し」をしているという。
外来生物の駆除や水質改善が目的らしい。

竹林のあたりでよくみられるというアオバトは残念ながら見られなかった。
会ったカメラマンが、10分程前に撮ったというアオバトの写真を見せてくれた。
一足遅かったようだ。遠目には見たことがあるが近くで見たかった。


水のあるところで、またカルガモとミコアイサが見えた。
ここではミコアイサは普通にいて、珍しくないの?

 
 
梅林のウメは今から見頃を迎える。満開の木もあり、ほとんどつぼみの木もある。  

 
まだ実がいっぱい付いたクロガネモチ    ソシンロウバイ 満開


通りかかったお寺 明尾寺 創建は古いらしい。
傘を重ねたような変わった屋根の建造物は鐘楼とのこと。

広い山田池。周りにはたくさんの木があり、季節ごとに見るものは多そう。
次に来るときには、乗り継ぎに注意。

さて、今日は節分。娘に「巻きずしは作ってくれる?」と「豆」を持って催促に。


めでたく?サケやマグロ入りの巻きずしを頂きました。鰯と汁物だけ自前です。
福は~内。鬼は~外。

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2月2日 アカザカズラ(雲南百薬)

2019年02月02日 | Weblog

買い物から歩いて帰る途中、

高い塀を乗り越えて伸びているつる草の前を通りかかった。

初めて花を見た時、何かわからなくて調べたら、アカザカズラ(雲南百薬)ツルムラサキ科とわかった。
オカワカメともいうらしい。
雲南百薬・・いかにも体に良さそうな名前。実際栄養豊富らしい。
持ち主さんは食べるために植えておられるのか?
ほおってあるのか、塀のこちら迄垂れさがっている。すごく勢力の強いつる草のように見える。

  
  2005.10.19 開花中        2007.10.08 花序

 
今、蔓は枯れ枯れになってむかごができていた。初めて気が付いた。
つるを引っ張ってむかごを採った。むかごを植えて育てるか、とも思ったが・・
手に負えなくなりそうなのでやめて、むかごの写真だけ撮った。

果実はできるのか?まだ見たことがない。

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2月1日 平城宮跡 水上池 アリスイ オシドリ ミコアイサ ヨシガモ見つけた

2019年02月01日 | Weblog

今年2度目の平城宮跡・水上池
前回見れなかったアリスイ・オシドリを見ることができた。そしてヨシガモを見つけた。

 
こんな草むらの中にアリスイを見つけた人。すごい。さすが野鳥部会員 
  右)言われてやっとわかった。地面にいるのを何回か見たことがあるが、だいぶ様子が違う。
    拡大してみるとお腹の縞模様もある。アリスイに間違いない。

 
    大極殿 復元           朱雀門(復元)


大極殿の近くで工事しているのは 復元工事中の大極殿院らしい。


平城宮跡から、山焼が終わったばかりの若草山が見えた。
近くの山も雪化粧。
ここ数日の冷え込みで、今日は遠くの山はみんな白い。来る時に見えた金剛山・葛城山も真っ白だった。

 
平城宮で使われる酒や酢を造る「造酒司」という役所があり、酒造のための水を汲んだ井戸がいくつか見つかっているらしい。
                  右)その内の1つ。造酒司の井戸の復元遺跡

東園庭園は行ったことがあるが、ここは初めて来た。平城宮跡は広い。

その後、水上池~コナベ古墳のお堀へ。

いろんな鳥を見た中でうれしかったオシドリ・ヨシガモ・ミコアイサ

 
向こうの岸近くに並んでいるのはオシドリの雌と雄 遠い。 無理無理切り取った写真

 
カルガモのそばにいたヨシガモを見つけた。大好きな鳥で、久しぶりに見た。 右)切り取り写真

 
ミコアイサ 初めは雌ばかり目についた。「今日は雄がいませんね」というと「帰りに見れます」ときっぱり言われる。
「予約してあるんですか?」  帰りの池で雄がいた。やっぱり予約してあったみたい。右)切り取り写真

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