みどりの野原

野原の便り

7月17日 対馬②-1 藻小屋 ヤクマ塔 海神神社 和多都美神社

2016年07月17日 | Weblog
対馬2日目


対馬西山寺のおしゃれな食堂 朝食もおいしかった。
                      右)坪庭のコケやシダもしっとりとしていい雰囲気


この瓦は飾ってあるのではない。窓からのぞくと、本堂の瓦がこちらの建物に突き抜けているのがわかる。

今日は午後3時からシーカヤックの予約が取れたので、それまではフリー。

北に向かう。

 
      万関橋は橋万関瀬戸の上にかけられた赤いアーチ橋。
『1900年に旧日本帝国海軍によって浅茅湾(あそうわん)内の竹敷港にあった竹敷要港部から対馬東海上までの所要時間を短縮するための航路として開削された運河』その後拡張されている。
橋のそばに憩いの広場があり、観光バスからは韓国の旅行者の団体がぞくぞくと降りてきた。

リアス式海岸の対馬で、浅茅湾の海岸線は入り組んで西の海と東の海がごく細い陸でつながっているところがある。(地峡というらしい)
「大船越」もそんな地峡を開いた運河だが、大船越は万関瀬戸に比べて狭く水深も浅いので大きい船は万関瀬戸を通る。

 
     真珠養殖いかだが浮かぶ湾。  切り通しの断層や石切り場のようなところも見えた。

木坂御前浜園地 

 
草地が広がる木坂御前浜園地 休憩所もある。      馬糞かと近づいたらキノコの仲間(調べ中)


浜は風向きの影響かゴミが打ち寄せられているのが気になった。

 
                ちょうどハマゴウの花時で群生していた。
目的の1つ 「藻小屋」と「ヤクマ塔」もこの浜にある。
 
藻小屋 浜石を積み上げ屋根を葺いた納屋。屋根は復元だが石積みは昔のまま。 
かつて畑の肥料にする藻を貯蔵した納屋で。船の格納にも使われたという。昔は西海岸に多く見られたが、今はここ木坂地区で復元保存されている8棟だけだ。        右)石積みの「ヤクマ塔」
ヤクマ塔は木坂地区と隣の青海地区のみで行われているヤクマ祭(旧暦6月)の時に毎年積み上げられる。
ヤクマ祭は無病息災や大漁を祈る伝統行事だそうだ。

  
すぐ近くにある海神神社 対馬一之宮 古社            マルミノヤマゴボウ 


 「スピード出すな」 ツシマヤマネコの看板 本物に遇いたいなあ。  

 
 和多都美神社 海神の娘・豊玉姫命(とよたまひめのみこと)と、彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)を祀る海宮 延喜式神名帳に記載される。      右)鳥居は海の中へと続く。
今は引き潮だが満潮時は2基は海の中に建つ。 この神社には竜宮伝説が残るという。 
                         対馬②-2へ続く。
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2 コメント

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あすかのやさいさんへ (みどりの野原)
2016-08-07 22:20:44
ずいぶん遅れてましたが、今日(8月7日)やっと書き終えました。
また見てくださいね。
後のはまだ書いていません。
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きのこは (あすかのやさい)
2016-08-07 22:03:34
毎日暑いですね
楽しそうな旅 
回転ずしもところ変われば随分違って
日本も広いですね

キノコですが明日香村のMさんの畑でみたキノコに似てるような気がしますね・・・・

私はいけないから楽しみに旅のブログを拝見してます
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