みどりの野原

野原の便り

12月14日 京都植物園 & ミャンマーの化粧料

2012年12月14日 | Weblog
講演を聞きに行くついでに京都植物園へ。

 
花壇は冬休み 正月準備の葉ボタンが空間を埋めている。   
                菰に巻かれたのはソテツ??

 
        イチゴノキは花と実が見られる。

今日見たかったのはタマミズキ
調べてもらって生態園にあることがわかった。
実が付いているか尋ねたがわからないとのこと。
あまり知られてないようだ。

前に富雄?だったかで赤い実が落ちていた太い木を見つけ、後でタマミズキと教えてもらったことがある。
他、どこかでも見たことはあるが、太い電柱のような幹の記憶。それに高い木だった記憶がある。

実が付いていれば見つけられるかな?しばらく探したがわからない。
結局知っていそうな通りがかりの男性に訪ね、その場所まで案内してもらったのだった。

う~ん。これでは見落とすわ。
前に見た時には葉が落ちて赤い実が目立った記憶があるのだが、ここのはかなり落葉しているがまだ葉が少し残っている。
しかも実は確かに成っているのだが、高いのでよくわからない。
ヒヨドリが来ているのできっと実を食べているのだろう。
どこかに落ちてないかと探すがなかなかなくて、やっと1つ2つ実の付いた小枝を見つけた。
前に見た印象よりも実は小さく感じた。

  

タマミズキ まっすぐな幹 高木 上の方に実がなっているのはわかる。

一応目的を達し、会場へ。
今日はミャンマーの化粧料「タナカ」のお話。

前にタイからミャンマーへ行った時だったか?インドネシアでだったか?
頬に白や黄色のものを塗った現地の人を見たことがある。
それが「タナカ」
今日のお話で「インドネシアやスマトラなどで塗っているのは米の粉」とのことなので、タナカとは言わないのだろう。

タナカを塗った女の人や子供の映像がたくさん出てきた。
それを見ると、顔全体ではなく、ほっぺに丸く・おでこにも・広い範囲で・模様のように・点だけなど・・
塗り方は各人それぞれ。

この「タナカ」とは何?
それに、いったい何のために塗るの? 日焼け止めなら顔全体に塗る方がいいし・・

 
これが「タナカ」の原料。    硯で水を垂らしてすりおろす。

 
すりおろした粉  石鹸のように固めたものやペースト状のものも売っているらしい。

「タナカ」はテレビで放送された「ゲツキツ」ではないらしいが、ミカンの仲間?
木材として林産物の統計表に載る。
相当の利用量があるが、統計表には上がらない家の周りにも植えられている。

タナカを塗る目的については、
どうやら紫外線防止効果はないらしい。
虫避けでもないらしい。
塗ると清涼感があるらしい。

結局、民族の文化?

タナカの塗り方にはこだわりがあるようで、硯を持ち歩く人もいるとか。
「美しさ」の基準というのもお国によって違うということだ。

帰りに「タナカ」の粉末を少しいただいて帰ったがまだ試していない。
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