みどりの野原

野原の便り

11月11日 三井寺~近江神社 今日一番の紅葉は・・

2016年11月11日 | Weblog
JR大津駅からハイキング 見どころがいっぱいだった。


旧東海道 街道の雰囲気が残っている通り。 

高札を掲げたという「札ノ辻」京町1丁目の交差点付近。東海道と北国街道の分岐点でもあり、人や馬が行きかう繁華街だったのだろう。


「犬塚のケヤキ」樹齢600年 大津市の天然記念物
京都から大津へ難を逃れてやってきた蓮如上人が上人の人気を快く思わない他宗の門徒によって毒殺されようとしたとき身代わりになって死んだ忠犬を埋めた塚に植えたケヤキと伝わる。

園城寺別所 近松寺、後に園城寺の守護神を勧請した長等神社などを通り・・ 

 
       西国14番 三井寺観音堂      華鬘(仏堂内陣の梁に掛けて飾る仏前荘厳具の1つ)
平安初期の頃は生花を括って飾っていたが、鎌倉時代以降はその代用で金属・まれに皮などで造られるようになったという由来を初めて知った。
 
          紅葉                    園城寺塔婆(三重塔)重文  
三井寺は正式名は「長等山園城寺」天台寺門宗の総本山 本尊は弥勒菩薩 
弘文天皇(大友皇子)の子 大友与多王が壬申の乱に敗れ自決した父の菩提を弔うために建立したという。

境内は広く、上記の観音堂や三重塔の他、百体観音堂・鐘楼・他たくさんの堂宇がある。

 
仏教のすべての経典を納めてある「一切経蔵(重文)」 中には「回転式の本棚」のような輪蔵がある。
    右)「三井寺」の由来となった閼伽井 天智・天武・持統天皇が産湯に使ったという井戸。
井戸を覆う閼伽井屋(1600年 慶長年に再建)は重文
  
          園城寺金堂(国宝)   右)前にある「堂前灯篭」は無名指灯篭ともいわれる。
大化の改新で蘇我氏一族を滅した罪障消滅のため、自らの薬指(無名指)を切って下に埋めたと言い伝えられている。 恐ろしや。 ほんとかな?

仁王門(重文)から出て、東海自然歩道へ。山道に入る。


短時間だが、足元の危ない所もあった。
イズセンリョウやリンボク・オオアリドオシなどのある薄暗い森を抜ける。

新羅善神堂(国宝)

 
園城寺北院の1つで園城寺鎮守神「新羅明神座像(国宝)」を本尊とする。
ひっそりと湿っぽい。 園城寺を出たつもりだったのに、まだここも園城寺の関連の建築物だった。
                      右)そばに弘文天皇の御陵「長等山前塚」がひっそりと。
皇子が丘公園で弁当タイム。

 
                     モミジバフウの紅葉。

近江神宮
皇紀2600年を記念して1940年(昭和15年)に創祀された。

「古代の火時計」『約4000年前中国で主に夜間の時間を図るものとして用いられた。龍の背に等間隔に14個の鋼球が吊り下げられており。糸の下を燃え進む火が糸を焼き切り球が落下し、下に設けられたドラがなって時を告げる』
ジャ~ンってなるのかな? 実演してほしいところだ。

『御祭神天智天皇は、小倉百人一首の巻頭に「秋の田のかりほの庵のとまをあらみわが衣手は露にぬれつつ」の歌を残され、そのゆかりによって 近江神宮は競技かるたの日本一を競う「競技かるた名人位・クイーン位決定戦」を始め、競技かるたの大会が盛んに開催されている』


手描きのかるた等の展示もあった。

琵琶湖畔へ。

 
      オオバンやホシハジロなどの水鳥。       遊覧船「ミシガン」がちょうど出航。

柳が崎湖畔公園を通って、JR大津京駅へ。

ホームへ降りてふと見たら・・


うわぁみごと!「錦絵の屏風」 今日一番の紅葉だった。
                        
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