みどりの野原

野原の便り

8月31日 岡山・広島② 帝釈峡 シデシャジン セリ科 タイシャクアザミ キセワタ

2017年08月31日 | Weblog
帝釈峡 広島県を代表する景勝地として有名なところだが、来たことはない。

 
             帝釈川沿いの遊歩道は涼しい。

遊歩道沿いで見た主な植物

 
キツネノカミソリが見ごろだった。        初めて見たシデシャジン

 
ヒカゲミツバ 根生葉には長い柄があり、茎葉には短い柄がある。ともに2回3出複葉

 
ヤマゼリ 葉は2~3回3出複葉。縁には粗い鋸歯がある。上部の葉は鞘状に茎を抱く。
                  右)カノツメソウ 根生葉は2回3複葉、茎葉は3出複葉

ヒカゲミツバ・ヤマゼリ・カノツメソウ なじみのないセリ科植物で、草むらにあり全体が見えないこともあって見分けがむつかしかった。

 
タイシャクアザミ  石灰岩地に生える。大型のアザミ 日本固有種
花期にも大型の根生葉が残り,大きな頭花を下向きに咲かせる。葉はテカテカと光る。

 
タイシャクアザミの葉に溶け込んでいるかのようなモリアオガエル。
          右)私たちの撮影にも耐えていたが、あまりのうるささにゆるりと移動。


           マネキグサ 濃い紫の花

 
      カラマツソウの仲間          右)ミヤマイラクサ
若芽の頃は「アイコ」と言って山菜にするらしい。さすがのトゲトゲマンも人間さまには脱帽。

 
鬼の唐門 元は石灰洞だったところが、入口部分だけを残して崩れ、この形になったらしい。この中を潜り抜けた。
 右)鬼の供養塔 看板があり見上げると大きい石柱が立っていた。高さは10mもあるらしい。 
帝釈天に命じられて雄橋 雌橋を作った陰陽2鬼神の供養塔。

時間の関係で途中で引き返し、気になった白雲洞という鍾乳洞もパス。



駐車場近くに2本だけ植栽されていたキセワタ。初めて見た。

駐車場に戻って地図を見ると、帝釈峡のほんの入り口あたりを歩いただけだった。まだまだ奥がある。
帰りに時間がかかるのでやむをえないが、川沿いのハイキングは気持ちよく、紅葉の時期もきれいそう。

もう一度来る機会があればいいな。
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