大橋みつるの平和ト-ク・・世直しご一緒に!

世界の変化を見ながら世直し提言
朝鮮・韓国・中国・ロシアとの友好促進
日本語版新聞紹介

なぜ? なぜ?

2006-10-07 | 日本と韓国・朝鮮・中国との友好
 
 
急増する負債、世界一の自殺率   

 韓国の自殺率が世界1位であることがわかった。特に注目すべきは、自殺が2、30代の死亡原因の約2割を占め、1位になっていることだ。
 最近統計庁が発表した「2005年死亡原因統計」によると、昨年自殺した人は1万2047人で、人口10万人当たり26.1人に達した。これは10年前の2.2倍に相当する。経済協力開発機構(OECD)加盟国の平均は24.7人、世界で最も自殺率が高いといわれた日本の20.3人(4位)を軽く超えた。
 自殺者増加の原因は、不安定な雇用状況と、負債急増などによる経済状況の悪化であると分析されている。
 自殺率の推移は負債などの生活苦と密接に関係している。
 95年11.8人だった自殺率は、IMF危機に見舞われた98年、19.9人に急増した。当時の大量失業がもたらした結果の一つだ。
 2000年と01年にそれぞれ14.6、15.5人まで落ちた自殺率は、02年と03年に19.1、24.0人と急増。この年はいわゆるクレジットカードバブルがはじけた時期に重なる。
 クレジットカード発給は、金大中政権(当時)の景気浮揚策だった。しかし、それは同時にカード破産者も生んだ。負債が膨らんだ人々の中には、返済をあきらめて自ら命を絶つ者もいた。
 カードバブルが落ち着いた後も、状況は改善するどころか悪化し始めた。
 これは家計負債額の上昇率と連動している。
 01年に347兆6732億ウォンだった家計負債は、翌年末には439兆ウォンと、28.5%増加。昨年は500兆ウォンを突破(521兆5千億ウォン)した。
 今年6月末現在、負債額はさらに増え、約545兆5000億ウォン。1世帯当たりの平均借入額は、3412万ウォンに達する計算だ。自殺率と負債額の因果関係が見て取れる。
 家計負債の半分以上は家計補助のための住宅を担保にした貸し出しだが、「生存型」、「テムバン型」の信用貸し出しも相当数に上る。
 複数の金融機関に借金をしている多重債務者は、個人やインターネット上の金融業者から急場しのぎで借りては返し、返しては借りを繰り返す。
 これらの業者は年利70%台の「殺人的高金利」を適用している。
 「先利子」として10%、「1日利子」、「月利子」、「年利子」とを分けて設定することもあり、年利で計算すれば元金の3-500%を超す場合もある。
 もちろん借金を返そうと努力する人もいるが、一部の債務者は成人ゲームセンターや競馬場などで大穴を当てるという夢のようなことを考えている。先週小欄で紹介した「海物話」などの賭博による波紋で、韓国のゲームセンターはほとんど店を閉じたにもかかわらずだ。
 最近法務部は利子制限法を施行した。すると、施行後間もなく「庶民のための貸し出しを規制している」、「金融経済の流れを阻害する反市場主義的法律」といったさまざまな反対世論があがった。
 現実的に必要な制限だという意見が大勢を占める中、反対意見も盛んだ。まさに皮肉としか言いようがない。
 自殺者が増え、政府は景気浮揚を理由にカード・娯楽産業を育成した。その結果さらに自殺者が増えた。矛盾する韓国の経済政策が原因であることは言うまでもない。
 自殺率世界1位。働き盛りの2、30代の死亡原因の1位は自殺。
 世界の12大経済大国を自負する韓国の隠れた恥部である。単純に不名誉な1位と言い捨てるには、心苦しい現実だ。

 
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「幸せ指数」出す中国

2006-10-07 | 日本と韓国・朝鮮・中国との友好

 

中国政府、「幸せ指数」まもなく発表



  中国政府は、暮らしに対する満足度を人々表す「幸せ指数」をまもなく発表します。

この指数は、ある地方の社会の協調が取れているかどうかを示す上での重要なデ

ータとして注目されています。

 
  彭新月さんは北京市のある電子会社で2年間勤めていますが、これまでに住宅や

自動車を買いました。彭さんの月収は1万元、日本円で約14万円ですが、大部分の

中国の人々から見れば、彭さんの収入は高く、うらやましがられる豊かな日々を送っ

ているようですが、彭さん自身は自分の暮らしに満足していません。彭さんは、「就職

して二年になる。普段は圧力が大きく、プライバシーの時間は余りない。家族や友達

と一緒にいる時間が少なくて、自分が仕事のマシンになったように感じている」と話し

てくれました。

  中国では、彭さんのような考えを持つ人々が少なくありません。これらの人々の生

活レベルはかなり上がったのですが、これに対する満足度はそれなりに上がっては

いないのです。これは、所得は増えたものの、社会的な資源が不足し、競争が激しく

なり、仕事や生活でのプレッシャーがますます大きくなったからです。

  このような情況の下に、中国政府は、協調の取れた社会を構築し、人々の生活内

容を良くし、心地よい暮らしを送れるようにするため多くの措置を取っています


  9月中旬に開かれた記者会見で、国家統計局の邱暁華局長は「関係部門がまもな

く発表する『幸せ指数』は、暮らしに対する満足度をデータ化するためのものだ」との

べたあと、「関係部門は、この"幸せ指数"のほか、人の諸方面の向上指数、地域の

刷新指数
社会の協調さを示す指数など一連の新しい指数を発表し、協調の取れた

社会の発展や、人の諸方面の向上指数と人文的な需要を満たすことに努めていく」

と述べました。

  中国は、社会の発展を表す一連の指数を発表して、経済の成長率だけに基づき社

会や個人の損得を評価する統計式の単一メカニズムに取って代わらせ、「人を最優

先する」という行政的な理念を示すと同時に、政府の政策決定のためより科学的な

データを提供し、人々の生活での実際問題の解決を促すことを目指しています。

  中国社会科学院の研究員韓孟さんは「中国政府は、これまで公務員の業績を示す

ために、経済の発展や財政の収入を主要な指標としていた。しかし、これだでけでは

人々の精神的な需要や生活状況を表すことはできない。この『幸せ指数』は、国民に

確実な配慮を示すという政府の決意を表すものだ」と語った後、「"幸せ指数"は、協

調の取れた社会の構築に力を入れているという中国政府の姿勢を表すものだ。同

時に、国民経済の全面的発展、人と社会、人と自然との協調のとれた関係構築にも

役立つ」と話しています

  では、いまは幸せかどうかというこの抽象的な概念をいかにしてデータで表すので

しょう。中国の専門家が作成するこの「幸せ指数」は、人々の収入、生活水準、健康

レベル、人間関係、仕事に対する満足度と自分は安全な環境にあるかどうかなどに

ついてアンケート調査を行い、その結果によって、それぞれ地元の「幸せ指数」を評

価するということです。

 
  わが国の統計の殆どが平均を取る方法ですが、これでは少しの金持ちが大勢の貧困層の平均を上げ、実際の姿が見えなくなってしまうのです。しかし この「幸せ指数」とは良い考え方だと思います。皆さんどう思われますか?
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