memories on the sea 海の記録

海、船、港、魚、人々、食・・・などなんでもありを前提に、想い出すこと思いつくこと自由に載せます。

米国籍の海賊警備会社の船舶を拘束   インド

2013-10-29 00:03:50 | 海事
武器携行輸送に関する許可文書を作成していなかったことが原因で警備会社所属の35人が船体とともに拿捕された。インド沿岸警備隊に拿捕されたもの。最近では多くの商船が海賊対策として武装要員を乗せているのが実態である(10月13日theguardian)

沿岸警備隊司令Anand Kumarはこの船は金曜日に停船を命じられ、インド南部の港 Tuticorinに乗組員10人と武装警備要員25名が拘束されている。必要書類が整うまではこの状態が続く。本船の乗組員と警備要員は英国人、エストニア人、インド人、ウクライナ人などで構成されているとKumar司令は言う。インドの南端はアジアと欧州を結ぶ通商航路に近い。多くの商船が武装要員を載せ海賊対策を行っている。スリランカに近いインドのTuticorinは武装警備員が乗船する港となっている。

「現時点では文書を待っている状態」とKumarはREUTER通信に語った。「われわれはrw文書が有効であるか点検せねばならないが、彼らはインド水域に入るに当たり武器を携行していることの申告をしていなかった」シエラレオネ船籍の”Seaman Guard Ohio”はヴァージニア州の海事警備会社AdvanFortの所有で、海賊対策をもっぱら行っている。AdvanFort 社と米国領事館は今のところ何のコメントも出していない。

Kumarによれば本船は金曜日夜に拘束された。インド当局が一時間以内に文書を提出するように求めたのに、24時間経過しても船長がその提示を行わなかったことが拘束の「理由であると。 (以下省略)

北朝鮮漁船を救助し帰還させた    韓国

2013-10-29 00:02:27 | 海事
Seoul発:韓国政府は勧告水域で漂流していた4人の北朝鮮漁民と彼らの漁船を帰還させたと軍部が発表した。これは北朝鮮に拿捕されていた韓国漁民6人が帰還してから2日後のことであった(10月27日AFP)

この漁船は土曜日韓国の東岸で機関の不調によりトラブルを起こしていたものを韓国海軍が発見したものであると当局者が発表した。また当該漁船員と船体は日曜日海上の国境線で北朝鮮に引き渡された。金曜日には緊張を緩和する動きがあった。北朝鮮が拿捕していた韓国漁民6人を厳重に監視された陸の国境を通じて送還してきた。この金曜日の6人のような国境通過はきわめて稀である。

この6人は現在治安当局の取調べを受けていて、当局は彼らの身元や北に拿捕された経緯などについてはいまだ発表していない。北朝鮮は2010年2月、違法に入国した韓国人4人を拘束したと発表している。この4人が今回の含まれているものと見らる。この措置は融和的なジェスチャーともとらえられる。2月に北が3度目の核実験を行って以降高まっていた。しかしその後ケソン工業団地の再開に合意している。


自分は犯罪者として扱われた   英国

2013-10-29 00:02:06 | 海事
コーニッシュの漁船船長が、フランス海軍が彼の船に乗り込んできてまるで犯罪者のように扱われたという。彼が合法的に操業していたにもかかわらず、海軍は彼の貴重な漁獲物を押収したり破壊したという(10月17日westermorningnews/thisis cornwall)

彼Mark Powellは漁船Golden Fleeceの釈放のために10,000ユーロの補償金を積むことを余儀なくされた。また罰金として彼の漁獲2,000ユーロ相当を破棄することを余儀なくされたという。

Pinrynの44歳の漁師である彼は怪我に加えて侮辱を受けたが政府の漁業監視機構であるMMOの介入が失敗したからであると付け加えた。「まともに平手打ちされた」とPowellはいう。彼はその父親Clintonの足跡を追って漁師になった。

「自分はすべて規則書に従った。自分はフランス水域にははいっていない。なのに船に乗り込まれ、犯罪者のように扱われ、憲兵に連行された」 「船の釈放のため、補償金10,000ユーロの支払いを余儀なくされたが、素の金を手に出来るかどうかはわからない」 「またほかに罰金として829ユーロを支払い、さらに2000ユーロの価値のある漁獲物も、燃油も失った。この金があれば自分お船は3週間活動できる。しかしMMOは何もしてくれなかった。彼らは自分たちのような小規模の漁業者の家庭には興味はないのだ」(以下省略)