ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)

映画、旅、その他について語らせていただきます。
タイトルの由来は、ライプツィヒが私の1番好きな街だからです。

ドレスデン(2)

2008-01-03 01:15:27 | 旅(欧州―英国・アイルランド以外)
さて、今晩泊まる部屋を確保しなければならないので、私は駅近くのいくつかのチェーンホテルを当たりました。が、やや私の予算70~80ユーロをオーバーしていたので、観光案内所に斡旋を頼むことにしました。欧州では、宿をおさえるためには、観光案内所に頼むのが一番面倒がありません。

私が係の女性に予算を話すと、彼女は最初にとあるホテルに電話をかけました。が、そのホテルは満室だったとのこと。次に電話をしたらそこは部屋があいていたので、その宿を紹介してくれました。しかし、料金が39ユーロというのに驚きました。ドイツでは格安です。また、私の予算ともずいぶん開きがあります。でも、私は安いのなら文句はまったくないので、嬉々としてそのホテルに決めました。女性のくれた予約の確認書を見てみると、その宿はホテルではなく民宿のようでした。ゲストハウスとかプライヴェートルームとかいうものです。ドイツ語では、「プリファート・ツィマー」といいます。プライヴェートルームと同じです。

案内所に手数料を払うと、地図をくれました。見ると、街の真ん中からはかなり離れたところに位置していて、行くのも決して容易ではなさそうです。

タクシーで行ったほうがよかったのかもしれませんが、地図とにらめっこしながらトラムで向かいました。トラムを乗り換えて、さらにてくてく重い荷物を引きずりながら、住所表記を確認しました。で、何とか宿に到着しました。



宿は、日本人の私から見ると荘重な建物でした。うーん、こんなところに泊まっていいのかなあなどと考えながら、私は案内を請いました。

すると、30代半ばくらいのひげ面の男性が現れました。彼と少し話をしましたが、どうも私の英語が通じないので、彼は子供さんを呼んできて、筆記用具を持ってこさせました。で、少し会話をして、金は後でいい、とりあえず荷物を部屋に置きたいとかそんなことを確認しました。私の英語があまり通じなかったのは、やはりうれしくはありませんでした。

で、その宿は、KLAVIER HAUSを名乗っていました。ドイツ語ができない私は、男性に「KLAVIERって、何ですか」とたずねたら、ピアノのことだとのこと。そういえば、ピアノの絵があります。どうやらピアノの修理屋さん(?)か何かのようです。で、核家族化で部屋が空いたので、下宿、民宿も経営しているということでしょう。今まで私が泊まったことのある民宿というのは、老夫婦が経営しているものばかりで、私とほぼ同じくらいの年齢の人が経営している宿は初めてです。

荷物を預かってもらい、ライプツィヒの街に向かいました。
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