数学の解析(微積分)の初歩に、関数の極大、極小というのがあります。つまり関数のグラフで、山の上が「極大」で下が「極小」です(といちおう説明します)。これは数学の話ですが、人間の調子、もちろん役者にもそのような時期はあります。
カトリーヌ・ドヌーヴも長きにわたって現役を続けていますので、調子のいい時期(極大?)、悪い時期(極小?)もあります。ドヌーヴの場合、「シェルブールの雨傘」、「昼顔」の出演あたりが一つの極大だったのでしょう。その後も「インドシナ」など彼女もいろいろ話題になった作品に出演し続けました。
そして今回ご紹介する1980年の「終電車」はやはりドヌーヴのキャリアの一つの頂点だったと私は思います。監督のフランソワ・トリュフォーはこの映画製作後まもなく病に倒れたので(亡くなったのは84年)、ドヌーヴの次なるトリュフォー作品の出演は実現しませんでしたが、36歳くらいのドヌーヴの美しさはやはり驚きの一言です。というわけで、本日は「終電車」のカトリーヌ・ドヌーヴを。
THE LAST METRO
右がトリュフォーですね。
どうですみなさん。30代半ば過ぎのドヌーヴもいいでしょう。いよいよ明日が、カトリーヌ・ドヌーヴ月間最終日です。
とても嬉しく思いました。
いきなりブログを休止し、再開したと言っても不定期極まりなくタラタラやっております。
こちらにも復活の御挨拶に伺わねば・・・と思いつつ、やはりタラタラしていているうちに時間ばかりが過ぎていき・・・・
すみません!やっぱりグータラなんです(汗)。
さて、カトリーヌ・ドヌーブ、キレイですよねえ。
若い頃は細身のお人形さんのようでしたが
どんどん迫力(いろんな意味で)を増してきています。
≪しあわせの雨傘≫なんてジャージ姿ですが本格美人はジャージでも迫力美人です。
私の最近のツボはエミリー・モーティマーです。
きれいな顔立ちです。絶世の美人枠ではないかもしれませんが愛くるしさとその愛くるしさに反比例なナイスバディに釘付けです。
取り急ぎご挨拶まで。。。。
前触れもなく更新が途絶えたので、どうしたものかと思っていたのですが、復活されてうれしく思います。それは前から気づいていましたが、ちょっとコメントするのが遅れてしまいました。とりあえず拙ブログは(たまにコメント欄を閉鎖しますが)いつでも開かれていますので、かりにブログをちょっとお休みされたとしても、ちょいちょいコメントいただければ嬉しく思います。
>若い頃は細身のお人形さんのようでしたが
どんどん迫力(いろんな意味で)を増してきています。
≪しあわせの雨傘≫なんてジャージ姿ですが本格美人はジャージでも迫力美人です。
あの赤いジャージは、ポスターにもなっていましたからね。オゾンんとともに、彼女なりに思い切ったところがあったと思います。おっしゃるように、カトリーヌの強みは、年と共に出てきた迫力ですかね。オードリーは線の細さから脱却できませんでした。
>エミリー・モーティマー
彼女も40超えているんですね。驚きです。地味なお顔ですね。
>取り急ぎご挨拶まで。。。。
これからもよろしくお願いします!
「終電車」は記事にも書きましたように、トリュフォー、ドヌーヴ双方にとって一つの極大だったと思います。特にドヌーヴにとっては、「終電車」を演じられなかったのと演じたのとでは、その後の女優人生に大差があったでしょう。
>「マッチポイント」
出ていましたね。思い出しました。