ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)

映画、旅、その他について語らせていただきます。
タイトルの由来は、ライプツィヒが私の1番好きな街だからです。

高速バスがこの値段では、JRでの各駅停車の旅も、「青春18きっぷ」のシーズンでないときつい。

2021-06-29 00:00:00 | 旅(国内)

過日こんな記事を書きました。

4月末のデカ盛り紀行が中途半端だったので、また名古屋へ行くことにする(これからの初冬の旅行の計画)

本日は、その関係の記事を。先週木曜日(6月24日)映画を観た後東京駅八重洲口近くの鍛冶橋駐車場から名古屋市栄まで深夜高速バスに乗りました。私が乗ったバスは、運賃が3000円でした。JRで行けば、普通運賃で6380円です。

高速バスというのも料金はピンキリですが、私が乗ったバスは、3列でしたし、そう悪いバスでもありませんでした。夜行バスでいうと、ジェイアール東海バスの夜行バス料金は、こちらの表によりますと、3列シートが特割で3600円~7500円、学生割引が5700円~9000円、片道普通運賃が6000円~9000円とあります。私の乗ったバス会社は格安バスであり、超巨大企業の完全子会社連結子会社)ジェイジェイアール東海バスとは会社の規模も格も違います。なおこれは、3列のバスで比較したものであり、4列なら特割2400~5700、学割4200~5700、片道普通が4500~7800です。格の高いシートですと、当然ながらもっと高くなります。

そして私は、事情があって帰りは、日曜日(6月27日)に12時00分正午出発の浜松駅から東京駅までの高速バスに乗りました。東京⇔浜松の普通鉄道運賃が4510円、私は、当日にバスのチケットの予約と購入をして、クレジットカード決済による割引があり、3870円でした。乗ったバスの会社は、前掲のジェイアール東海バスの東名ライナーです。4列配置のバスでした。ただしかなり空いていたので、4列でも3列のバスよりもらくなくらいでした(苦笑)。こういうことは、ちょいちょいあります。

それで東名ライナーの標準運賃がこちらによると3950円、京王バスと遠州鉄道の共同便(新宿出発)が「特割」で3300円、「通常」で4000円とあります。時間は、東名ライナーが4時間19分、もう1つが4時間29分です。JRですと、浜松駅正午出発に近い電車でみてみますと、こちらによれば12時27分発が17時18分東京着、12時10分発がおなじ17時18分着であり、4時間51分、あるいは5時間8分です。普通電車あるいは快速とかですと、バスの方が安いししかも早いわけです。おまけに普通電車でしたらシートもバスの方がいい。これでは、私のように鉄道に乗るのが大好きな人間でもない限り、バスに乗りますよね。いや、青春18きっぷをつかえる時期ならともかく、これからは私もバスを使いそうです(笑)。

なお大阪⇔東京なら、JRの通常運賃は8910円、この記事執筆時点(2021年6月28日午後9時40分過ぎ)でこちらで検索したところによると、6月30日の最安値(3列のシート)が3900円です。

>3列エコノミーシート(足元が狭めの席)

とはありますが、それにしたって

>全席充電コンセント又はUSBポート付!

仕切カーテン付

ゆったりリクライニング

ブランケット貸出(当面の間、貸出中止)

使い捨てスリッパ&アイマスクをプレゼント

とあるくらいでそう悪くありません。

>乗車時間:7時間50分

とあり、JRの普通電車であれば、同じ6月30日で、10時40分大阪駅発で20時47分新宿着で、10時間7分の乗車時間です。11時発なら、同じ時間の着で、9時間47分になります(こちらより)。これではバスの方がずっといいよね。

まあ正直に言うと、新幹線はともかく在来線に乗るのが大好きな人間(=私)からすれば、やはり鉄道の移動がいいのですが、私のように年がら年中そこら中をほっつき歩いていると、やはりいかに安く移動するかということが最大の問題のわけで、青春18きっぷのシーズンなど以外では、やっぱりこれからは私もバス移動が中心になるかなあ。深夜バスは、正直かなり苦手なのですが。

そうなると夜行列車が厳しくなるのも理の当然ですね。最近昔の映画を観る機会が多く、すると夜行列車に乗るシーンが多いわけで、そういうのをみるたびに「ああ、夜行列車の時代はいいなあ」などとつまらんノスタルジーにふけるわけです。何ともつまらんはなしです。ただ最近の報道によれば、欧州では夜行列車が復活している兆しがある、ともいいます。下の記事は、ちょうど先日6月26日に発表された記事です。

ヨーロッパに「夜行列車黄金時代」はやってくるか
衰退一転し復活の動き続々、新規参入会社も

今後どうなるかはわかりませんが、私としてはまた欧州に渡航できるようになったらぜひ乗ってみたいと思います。ほかにも

欧州で夜行列車専門の鉄道会社が登場、環境配慮で出張者がターゲット、短距離フライトは終焉か 【外電】

欧州で夜行列車の復活相次ぐ CO2排出抑制、政府後押し

などいろいろ記事があります。私は、夜行寝台列車は、ハバロフスク⇔ナホトカを往復したのと、東京→大阪間を「銀河」に乗っただけです。「銀河」については、廃止直前に記事を書きました。

廃止直前の寝台急行「銀河」に乗る

まあ一般の夜行列車はいろいろ乗りましたが。

そんな過去の記憶はともかく、海外に行けないので日本国内を移動することが多いので、これからは高速バスを多用することになりそうです。というわけで、これからもいろいろなところへ行ってっりょこうきを書いていきますので乞うご期待。

コメント (4)
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