ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)

映画、旅、その他について語らせていただきます。
タイトルの由来は、ライプツィヒが私の1番好きな街だからです。

これはなかなかの金言だと思う(というわけで、読者の皆さまにもご紹介)

2019-12-13 00:00:00 | Weblog

昨日(12月12日)仕事の昼休み中本を読んでいたら、これはなかなか参考になる言葉だなと思うものがあったので、読者の皆さまにご紹介します。

ギャンブル依存症: 当事者から学ぶその真実 

地元の図書館で借りた本ですが、11月27日発売とあり、実際に取次に周って図書館が購入したのが正確にいつかはわかりませんが、かなり電光石火で図書館で借りることができたということですかね。同じような題名、似た題名、同じようなテーマの本もたくさんありますし、やはりカジノの問題などもあり相当世間でも関心があるのかもですね。Amazonから以下引用。

内容紹介

【ギャンブル依存症は病気です】
やめたほうがいいんだろうけど、やめられないのはなぜ?
本当にやめる方法はあるの?
家族にギャンブルの問題があってヘトヘトになっている方。
本人のためを思って手助けしたこと―借金の肩代わりや
誓約書を書かせて厳しく接したことなどは、おおむね間違っています。
では家族がするべきことはなんでしょうか。

本書では、ギャンブル依存症当事者とその家族の手記から、
病に陥る背景と家族に潜む共依存の問題を浮き彫りにし、
治療によって互いに回復していく様を伝えます。

医療、相談援助、司法、行政等の専門家からのメッセージも収載し、
病としてのギャンブル依存症の実態と回復へのプロセスがわかります。


【ギャンブル依存症者に接する専門職の方々へ】
第一線で治療・援助にあたる医師・カウンセラー・ソーシャルワーカー
・弁護士等が、最新の知見と自己の実践を紹介しており、
ソーシャルワーカーや保健師、精神科ナースなど、
ギャンブル依存症者に接する専門職にも有用な一冊です。


【主な目次】
第1章 ギャンブル依存症の「いま」を知る
第2章 もう一人の当事者
第3章 当事者からのメッセージ
第4章 家族からのメッセージ
第5章 支援者からのメッセージ


【著者について】
吉岡 隆(よしおか たかし)
1946(昭和21)年浦和市生まれ。上智大学、同大学院卒業。ソーシャルワーカー。東京都立松沢病院、埼玉県精神衛生センター、埼玉県川越児童相談所、埼玉県越谷児童相談所、埼玉県立精神保健総合センター、埼玉県所沢保健所を経て、1998(平成10)年こころの相談室「リカバリー」を開設(代表)。

それで私が、「なるほどねえ」と感心させられたのが、編者である吉岡隆氏が執筆している第2章のこちらのくだりです。

>依存症の分野では、それまで常識と考えられていたことが、次々に覆される。以下はパラドックスの例だ。

・手を放せ

・重症者の方が回復する

・やめようとすることをやめろ

・自分の意志を使うな

・病気になったことは恵み

・無力を認める

・嫌いな人は自分の鏡

・希望をもつのはいい。だが、期待するな

(p.62~63)

かなりニヒリスティックかつシニカルな格言ですが、依存症のたぐいとかかわっていくと、このようなものが実に心にしみわたるんだろうなと思います。先日の田代まさしの逮捕や、高知東生が覚せい剤で摘発された際のことを

>逮捕された瞬間を「マトリがきたときに『もうこれでやめられる』」と思ったと告白。「本当にほっとした」と振り返り「(麻取に)来てくれてありがとう」とさえ思ったという。

なんてインタビューで話したというのともいろいろつながりそうです。もちろん違法である麻薬と半合法とでもいうべきギャンブル、あるいは年齢制限のある酒や煙草、それ自体は人間が生きるうえで当然しなければいけない買い物ほか、合法、非合法、グレーゾーン、日常生活ほか依存の対象には事欠きません。あなたや私の家族への態度、買い食い、趣味、実にいろいろなものに人間は依存してしまうわけです。そう、あなたが今手に持っているスマートフォンもです。もちろんネットも。

あ、そういえば今日は13日の金曜日じゃないですか。仏滅かもと期待しましたが、残念ながら仏滅は明日でした。本日は、先負です。

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