ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)

映画、旅、その他について語らせていただきます。
タイトルの由来は、ライプツィヒが私の1番好きな街だからです。

「映画に愛をこめて アメリカの夜」でのジャクリーン・ビセット

2010-11-17 01:58:41 | 美女探求
午前十時の映画祭」で、「映画に愛をこめて アメリカの夜」をやっています。

この映画のフランス語原題は「La Nuit americaine」、英語題名は、「Day for Night」です。つまり、昼間に夜の撮影をする場合、フィルターをつけて撮影をする(最近は、このようなことはあまりしませんが)手法です。

この映画についても語りたいことはたくさんありますが、今日は主演のジャクリーン・ビセットのこの映画での写真を特集します。この映画は、撮影が(たぶん)1972年に行われているので、27~28歳くらいの彼女の姿を楽しむことができます。彼女は英国人ですが、フランス系でもあるので、フランス語も達者です。



このシーンは、映画ではカットされたのかな。煙草を手にしているのが時代ですね。前にも同じ催しの「男と女」の記事でも書きましたように、この映画でも実に多くの出演者が煙草をすっています。



ジャン=ピエール・レオと。彼は、トリュフォーの映画の常連俳優であると同時に、ゴダールとも深い関係があります。



この映画の監督であり、また監督役として出演したフランソワ・トリュフォーと。耳の補聴器に注目してください。彼は、実生活では補聴器はつけていなかったみたいですが、難聴でした。





うーん、ジャクリーンさんきれいですね。



カチンコを持っているジャクリーン・ビセット。撮影している(架空の)映画は、「パメラを紹介します」という題名です。



ウィッグをつけている彼女もいいですね。後ろにぼんやり映っているトリュフォーのネクタイのはばに、時代を感じました。





トリュフォーも、ジャクリーン・ビセットと(俳優として)共演できたのは嬉しかったかもしれませんね。

ただ個人的な意見を言うと、この映画を見ていて、ちょっとジャクリーン・ビセットみたいな女優さんが活躍するには70年代半ばというのは厳しい時代だったかと思います。先日記事にしたジル・クレイバーグ(ビセットと同じ1944年生まれです)やダイアン・キートン(1946年生まれ)みたいな女優達の主演するフェミニズム系の映画が公開された時代に、彼女のような古典的な美女が活躍する余地は、かならずしも大きくなかったと思います。日本でも彼女の人気は絶大でしたが、あんまり作品に恵まれたとは言えないし(ていいますか、いい作品に出ていても、この映画や「大空港」「オリエント急行殺人事件」みたいに大勢のなかの一人という役が多い)、それでも人気が高かったのは、彼女の美貌がやはりすごいレベルだったからでしょう。

ほぼ同じ年齢のカトリーヌ・ドヌーヴ(1943年生まれ)あたりとくらべても、年を取ってからの役者人生はきつかったかもしれません。



でも彼女の美しさは、永遠に不滅です。また彼女についての記事を書きたいと思います。
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2010夏 香港・広州・深センの旅(21)

2010-11-17 01:58:24 | 旅(香港・マカオ・広州・深圳)


越秀公園を歩きます。まずはお約束の五羊石像です。



炎天下ですから、緑には救われます。





土曜日だったせいか、親子連れ、家族連れが目立ちました。



いやいや、このおばあさん、階段をあがるのもなかなか大変そうです。



像があるところまであがりますと、売店がありました。私も飲み物を買います。





この像は、一応広州のシンボルみたいなものらしいですね。



すこし休みます。



なかなかかわいい子どもですね。中国も一人っ子政策ですから、子どもは大事にされます。



カップルもひいひい階段を上がっています。ほかの日はいざ知らず、この日はそんなにカップルは見かけなかったな。

(つづく)
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