拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

整形美人好き?

2013-12-17 08:46:01 | インポート
リヒャルト・シュトラウスとパレストリーナは、まったく違う時代(別の銀河系)を生きた作曲家ですが、共通点がある。ともに、一つの時代の最後に出てきて(シュトラウスはロマン派の最後に、パレストリーナはルネサンス期の最後に登場)、その音楽は人工美と評価(揶揄)される。私は両方とも好きですよ。マルチェルスのミサなんてとってもきれいだし、シュトラウス(のオペラ)はチョー好き。その甘美さゆえに人工的と言われますが、きれいで何が悪いの?「じゃ、オメーは整形美人が好きなんか?」「バーロー(バローロはイタリアの銘醸ワイン)、整形してようがなんだろうが怖い物には近寄らねーんだ(Mein Motto ist,das Gefährliche zu vermeiden)」(上下切ってしゃべってます)。シュトラウスと言えば、おお(それみお)!、来年は生誕150年!おそれていたものが来た(CDの宣伝メール)。また増える。

カウンターテナーの意味

2013-12-16 10:59:58 | インポート
35年振りに古楽の大先生の著書を引っ張り出して読んでたら、ドイツの地名で「オーベルアンメルガウ」。Hä?と思ったけどすぐわかった。私もシュッツを歌う会(最近立ち上げた)の資料では歌詞の読みとしてこういう書き方をします。が、口語では「オーバーアマガウ」ですね。で、大先生の本を読んだ理由。私、最近ファルセットでテナーやアルトを歌うことが多いんだけど、某Sさんが「カウンターテナーの本来の意味は違う」とのたまう。某Sさんによると、ここでの「カウンター」の意味は、「矢吹丈のクロスカウンターのカウンターと同じで」(ここは私のパラフレイズ。ミサに挿入されるトロープスのごとし)、「対抗する」の意味。つまりテナーに対抗する、が本来の意味。発生はオルガヌム、なんだと。そこんとこを勉強しようと思って読んだ。なるほど、オルガヌム(初期多声音楽。日本は鎌倉時代)では、グレゴリオ聖歌を歌うテナーの対旋律として、一つ上で装飾的な声部が歌われた(対抗して、がいまいちピントこなかったんだけど、対旋律ということでしっくりきた)。テナーの対旋律なんでカウンター・テナーってわけね。テナーの語源、これは想像つくぞい。tenereってイタリア語に「保持する」って意味があるから、定旋律を長く伸ばす声部に結びついたんだろう。で、CDで聴いてみる(レオニヌスの曲)。おお(きなくりのきのしたで)!なが~~~く伸びたテナーの上にひらひらした対旋律が乗っかってる(男声ファルセット)。ときどき、お線香をあげるときの「チーン」みたいな音が入る(ベル)。で、思った。オルガヌムは修道院で歌われた。だから男だけ。すると、テナーの上、ということになると、必然的にファルセットになる。だから、カウンターテナーの元の意味はテナーの対旋律であり、そのパートは、男声ファルセットで歌われた。だから、始めの頃からカウンターテナー=男声ファルセットだった、って感じかしらん。

ベルカント、歌声響かず

2013-12-16 09:54:02 | インポート
帰ってから競馬の録画を見る。名前で注目のベルカントの本馬場入場でアナウンサー、「牝馬ベルカント、エスコートするのは○○」。それだけ?もっといいようがあるだろうに。「青空に歌声を響かせ、ベルカントっ」とか。紹介がつまんなかったせいか、先行するも失速。その他、昨日注目した馬名。「ヘミングウェイ」ってのがいる。作家名か。他チェック。「ドストエフスキー」はない。「トルストイ」はいた。それから「コモドドラゴン」って聞こえたぞ。Hä?おおとかげは地面をはいはいでしょ。以外に速いと言っても馬には勝てないだろうに、と思ったら、「コモノドラゴン」だった。「小物」?

高尾山登山

2013-12-15 19:23:20 | インポート

高尾山を登った。西には富士山(1枚目)、東にはスカイツリーと筑波山(2,3枚目)が見えて満喫。上りは稲荷山コース、下りは6号自然路(沢沿い)。ミシュランが星を付けるわけだ。麓までのアクセスが楽。私んちからだと、東京西部(お金持ちの生息地)を横断して行くんだけど、筑波山に行くより電車賃が安い。

ルネサンス・バロック(別の銀河系での繁栄)

2013-12-15 08:17:00 | インポート
舌平目とブルゴーニュをいただきながら聴いてたのはオケゲムのレクイエム。大昔、最初に買った古楽のレコードがこの曲だった。つらつらとのたうつ終わりなきメロディーが心地よい。偉い人が言うに「オケゲムは今日の音楽の用語法から見るとすべて否定形」、例えば「終止がない」。だからダメということではない。そういやー、ヴァーグナー(オケゲムに比べれば、昨日いた人)にも無限旋律なんてのがあります。ルネサンス・バロックを近代音楽の準備期とする考え方には私は与しない。それぞれ古典派・ロマン派と同じくらいの長さがあるし、ルネサンスとバロックだって全然違う。それぞれの個性でもって燦然と栄えておりました。恐竜が栄えていたごとし(人間が生まれてからの期間よりずっと長い間、綺羅星のごとく何とかサウルスが現れた。恐竜が進化して人間になったのではない)、はたまた、別の銀河系でスター・ウォーズが繰り広げられていたごとし、はたまた、百億の昼と千億の夜(光瀬龍の小節も読みましたが、私は萩尾望都の漫画のイメージが強い)のアトランティスのごとし。

舌平目のムニエルと合わせたのはシャルドネ

2013-12-14 23:09:16 | インポート

舌平目のムニエルと合わせたのはブルゴーニュ(シャルドネ)。近くにちっさいワインの専門店ができて、お店の人、ワイン好きそう。で、お話をしながら、昔のくせで裏張り(ボトルの裏側に貼るラベルのこと。四畳半襖の下張り(法律家をめざす人が勉強する猥褻事件)ではない。輸入者等が書いてある。)を見る。30年前(業者だった)のくせが抜けてない。そこで買ったワインが写真のやつ。「このシャルドネはシャブリを作ってる業者が作っててほとんどシャブリなのにこの値段(1500円位)」と聞いて、このセールストークは私の心を打った。当たり運命じゃなくてうんめい。

ヴェルディとヴァーグナーのとんだ共通点(とられた方も似たり寄ったり)

2013-12-14 09:32:59 | インポート
ヴェルディの生涯(CS)にいよいよテレーザ・シュトルツ登場。ヴェルディの作品の指揮をしていたマリアーニの婚約者。これをヴェルディがとった格好。怒ったマリアーニはヴェルディと決裂してヴァーグナー派になる。じゃ、そのヴァーグナーは?似たようなことをしてます。自身の信奉者で指揮者のハンス・フォン・ビューローの奥さんをとる。とられた方の態度も同じ。ビューローは、ブラームス・シンパになる。とられた方は、いずれも友の敵(と目されてる人)と手を握ってます。偉人も人間、人間は似たり寄ったり?おお(フロインデ!これ気に入ってる)、仮面舞踏会(ヴェルディ)がそういう話だった!ただ、ヴァーグナーは完全な不倫なのに対し(コジマ(電器店ではない)はビューローと離婚する前にヴァーグナーの子供を産んでます。で、ヴァーグナーのオペラの主人公の名前を付けてる。)、ヴェルディはシュトルツとどの程度の関係があったかは不明です。ヴェルディは当時50代。50代でもおさかんな人はおさかんです。私も50代まっただ中……ですが、Potenz、Impotenzの問題以前に、habe vergessen,wie es zu machen.

徒然亭若狭とナショナルキッド

2013-12-14 08:52:28 | インポート
糸子(落語の小糸が名前の元)のお百度参りに答えたお地蔵さんが雷を呼び(ドンナーか。でも、ヘダヘドとは言わなかった)、それが効いたか2回目の高座、若狭(喜代美)は見違える出来。何が見事かって、ど下手からだんだん上手くなっていく様を演じるところ(鈴鹿ひろみか!)。最初の高座なんか上下が逆になってました。そっちの方が難しいだろう。そういやー、50年前、雷に打たれて力を取り戻したヒーローがいた。ナショナルキッド。スポンサーの名前が付いてる。今だったらパナソニックキッド。

カルガモ(だよね)

2013-12-13 10:35:58 | インポート

ウォーキング途中。某運河にいたカルガモ(だよね?)。私が向かう先は町のパン屋さん。はやってる。昼時はちっさな店内が大渋滞。いーなー。生まれ変わったらパン屋さんになろう(ある時は豆腐屋だった。ある時は落語家だった。まるでクンドリー(鳥じゃないですから、写真がカモだからといって)。)。

インターネットラジオ

2013-12-13 08:02:22 | インポート
CSでやってる「ヴェルディの生涯」で、ヴェルディ(役の俳優)が、ルイザ・ミラーんなかの「穏やかな夜」をソット・ヴォーチェでそっと歌ってた。おー(フロインデ)、新鮮。このアリア、テナーがソロ・コンサートでよく歌う(声を張り上げて)。だからよく聴くんだけど、こんなに叙情的な歌だとは思わなかった。声ばっかり聴いちゃってたからなー。「穏やかな夜」といえば、ドイツのインターネットラジオから「Ruhe Nacht!」の声。あっちは真夜中だからな。こっちは朝でこれからって時に調子が狂います。その昔、短波だったら外国放送が聞ける、と聞いて、ドイツの電器店で、短波が入るラジオを買おうとしたら、店員さんに日本では聞けないと言われた。今なら、世界中のラジオ放送がインターネットで聞けます。

選曲のせいにする

2013-12-12 08:50:49 | インポート
某会では合唱の合間にソロの曲をもちよって披露する。私の歌はからきしうけない。そりゃおめー、下手だからだろ?ってそりゃーそうなんですが(むすー)、それを割り引いても受けない。とりわけ受けなかったのは、イァーゴがオテロをだまくらかす歌。聴いてた人に「訳がわからなかったですか?」「ごめんなさい」(正直)。あと、ファルスタッフがアリーチェをくどく歌だとか、マイスタージンガーでも選んだのは「懸賞の歌」でも「始めよ」でもなく「お師匠さんはヴァルター・フォン・デル・フォーゲルヴァイデ」。カリッシミのイェフタの冒頭のアルトのレチタティーヴォなんてのもやったな。選曲に難あり?よし、今後はもちっとメジャーなやつをやろう。「ヤーゴのクレド」(とんぼの幼虫がミサに行くのではない)とか。悪者ドン・ピッツァロだったら「Ha,ha,ha」と「Er sterbe(接続法一式)」とどっちがいいかなー。どこがメジャーだ、ぼけっ(上下切ってしゃべってます)。

きんき、うんめえ!

2013-12-12 00:02:37 | インポート

「きんき」、20代んとき、会社の人に仙台で食べさせてもらった。旨かった。私があんまり旨そうに食うんで、「この健啖家にもう一匹!」と追加注文してくれた。そんとき以来じゃないかな。で、買ってから大活躍のオーブンで塩焼きにして食らう。運命……じゃなくてうんめえ!

フロイデとフロインデ(馬)

2013-12-11 08:42:08 | インポート
正解はちりとてちん(ボレロそっくり)。解答者ゼロ。いいんだ、お友達はCDとDVDだから。ところで、「友達」って「達」が付いてるけど複数?単数だったら複数は「友達達」?いやね、馬名チェックするにあたって「フロイント」(単数)と「フロインデ」(複数)のどっちでやろうかと思って。第九でベートーヴェンがシラーの詩にくっつけたのは複数の方。いいや、どっちも試そう。「フロインデ」なし。「フロイント」、おおー(フローーーーーインデー♪)、あった!じゃ、第九の「フロイデ」(歓喜)はどうだ?ぞろぞろヒット。「アンディーフロイデ」もある。「an die Freude」(第九の歌詞になったシラーの詩の題名)。まさか、アンディーちゃん(人名)じゃないだろうね。Hä?「ディアフロイデ」ってのがいるぞ。定冠詞だったら「ディーフロイデ」だけどな。もしや「dear Freude」(英語とドイツ語のちゃんぽん)?その昔、某S合唱団の新年会で、きれいな声のCDを聴いて「gute voce」と言ったら、ドイツ語とイタリア語のちゃんぽんっ、と集中砲火を浴びました。ところで、「フロインデ」ってぇ馬がいて、「フロイデ」と一緒に走ったらアナウンサーは大変でしたね。「フロイデ、フロインデ、フロイデ、フロインデ、フロ、フロ、フロ……(どっちだかわかんないぞー)」


だーいすきな挿入曲

2013-12-10 23:36:26 | インポート
あるドラマの挿入曲。だーいすき。始まると思わずにんまり(免疫力アップ)。序奏はこう(ゆっくりの三拍子)。「ラ♭、ミ♭、(オクターブ下)ミ♭、|ラ♭、ミ♭、(オクターブ下)ミ♭、」。大ヒント。この後、クラリネットがメロディーを吹き始める。当ててくれた人は一生お友達。お尻のほくろも見せてあげる(あるかどうか知らないけど)。