拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

昔の地名を変えてはいけない(「水落」は水時計だった)

2020-04-27 22:14:21 | 言葉
「あさいち」で近江アナがウクレレを弾いた。なるほど、だからその前に進行をとちったんだ。パヴァロッティが日本でネモリーノ(愛の妙薬)を歌ったときもそうだった(ウクレレを弾いたのではない)。「オブリガート」(ありがとう)を「ありがーと」に替えて歌って日本の聴衆は大喜び。私も大喜びしながら(秀逸な替え歌である)、そうか!だから、パヴァロッティは直前にとちったんだ、と合点がいった。人間、慣れぬことをやろうとするととちるものである。その近江アナも数年前はタモリさんと一緒にブラブラ歩いていたブラタモリのロケ、さすごに時節柄延期だそうだ。ロケ時、そこそこの人数で歩くし、タモリさんだってめちゃめちゃお若いわけではない(私の13歳上!なんだ、めちゃめちゃお若くはないけれど、まだまだずーっとお若いじゃん)。すると、先々週の放送(奈良の飛鳥)が今のところ最後のロケだったのだな。そのときもタモリさんはいつものように冴えていた。奈良の飛鳥の「水落」という遺跡に「水時計」があったことが最近分かって、それまで誰も知らなかったその事実を「水落」という地名が密かに千年以上も伝えていたことに思いを寄せたタモリさんが「最近は簡単に地名を変えるけど、変えちゃいけないんだよ」とおっしゃった。至言である。その前の週は、飛鳥に近い斑鳩(法隆寺のあたり)。そうそう、グーグル・アースで「法隆寺」を検索したら、二箇所ヒットして、一つは我々が知ってる法隆寺。もう一箇所は、その近くの空き地。ここ、ブラタモリで紹介してましたねー。初代の法隆寺が建ってた場所ですよ。いいなぁ。ますます奈良をブラブラしたくなった。「ブラブラ」と打ってたら頭の中で井上陽水の「おげんきー?」が鳴り始めた。ブラタモリの主題歌である。ジュークボックスみたいな私の頭である(ジュークボックスって死語?)因みに、火野正平さんのチャリンコ旅も延期。走行中のチャリ5台の間隔は随分開いているが、ご飯時なんかはロケ班が「密接」するから自粛したのだろう。コロナ、早く収束しないかな。じゃなきゃ、奈良に行けないもんな。

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