酢ラーメンで血圧が下がる？

女優の杏がCMでお酢をラーメンにどぼどぼと注いでいた。それで血圧が下がるという。私は毎朝ラーメンを食べている。下がり気味とは言えいっとき血圧が高かった。突然杏のファンになった。すぐに購入した（私の名はカモ）。

パッケージを見ると血圧を下げるだけではない。内臓脂肪減少と疲労感の軽減の効果もあるという。ただし、それぞれ前になにか書いてある。「血圧を下げる」の前には「血圧が高めの方の」。これは良い。血圧が低い人の血圧を下げては大変である。内臓脂肪減少の前には「肥満気味の方の」。これも良い。肥満気味でなければ内臓脂肪減少の必要はない。以上に対し、「疲労感を軽減」の前にあるのは「日常生活で生じる運動程度(5～6METs)の一時的な」である。「日常生活」「一時的」のダブルで軽減する疲労感の範囲がだいぶ縮減されている。「期待し過ぎちゃいけないよ」と警告をしているようである。

早速、朝ラーメンに入れてみた。

黒く見えるのはキクラゲである。むっ、丼の二箇所が欠けている。一箇所が欠けているのは知っていたが。で、味はどうか？お酢の味である。お酢の味のするラーメンを食したのは初めてである。そう言えば、ラーメンには隠し味としてラー油を一滴たらすといいだの、重曹を入れるといいだのいろんなことを聞いて試してきたが、いずれも過去のことになっている。そうだ！今回のお酢は餃子に使えそうだ。私はもともと餃子は酢胡椒で食べているから、ラーメンに入れるよりもよっぽど馴染みがある。餃子を食べて血圧が下がるとあれば、これはもう大吉報である。ホントは、この記事は明日のために書き始めたのであるが、あまりの吉報ぶりに気がせいて今夜中にアップすることにした。

ついでに、今夜の夕食の写真もアップしておこう。

ゴーヤーチャンプルーである。私はこの通りしっかり栄養を摂っているから心配しないでいいからね、というメッセージである。え？誰に対するメッセージかって？そう言えば、かようなメッセージを送る相手はいなかった。強いていえば、明日の私に対するメッセージである。昨日の私からメッセージを受け取った明日の私はさぞかし安心することであろう。

ゴーヤー肉詰め／水素エンジン

今朝のあさイチは千葉特集だったが、千葉と言っても広うござんして、安房、上総、下総の三国からなる。今日の放送では安房の国がなかったようである。

さて、ゴーヤーが旬である。今買わなくてどうする？だから買った。いつもならゴーヤーチャンプルーにするところが、今回は、ゴーヤー肉詰めにしてみた。

因みに、これまでずっと安い輸入肉を買っていたが、国産農家は経営が大変だから応援しなければと思うし、安全保障の観点からも国産を大事にして自給率を上げた方がよい。そりゃあ、小さい子どもをたくさん育ててる家庭なら大量に購入しなければならないから安い輸入品に目が向くのは当然だが、私など、人間は一人だけだから量はたかがしれている。少々高いモノを買ってもどうせ老い先短いのだからさしたる負担ではない。と思って国産の豚挽肉を購入した。

現在、日本の食料自給率は目を覆うばかり。それというのも、「日本は資源小国だから貿易を活発にしなければならない。売れるモノを売りまくって、食料は海外から買ってくればよい」という考え方が主流だったから。だが、外国で戦争が起きれば輸入に支障が生じる。また、円が安くなれば輸入品が高くなる。こういう「いざというとき」の備えをせず、目先の利益にこだわってきたのが日本国である。

例えば、今になってようやく水素エンジンのことが言われるようになったが、私が最初に水素エンジンとやらを聞いたのは今から40年前である。原料は水。水だったら日本の周りに海水として山ほど（海ほど）あるから一転した日本は資源大国になる！と喜んだものである。そのときからずーっといつ水素エンジンがメジャーになるかと期待して待っていたがちっとも日の目を見ない。頻繁にその名を聞くようになったのはようやく最近になってからである。多分、そんなものの開発にうーんとお金をかけなくても安いガソリンがいくらでもあるんだからそっちを使えばいい、と、偉い人（＝威張ってる人＝先を見越せない人＝結局偉くない人）が考えたのだと思う。