アウトドアな日常

インドアからアウトドアへのススメ

飛び出る本 13

2008年05月20日 | 絵 その5
080520
『阿房(あほう)列車』 内田百間著(間の中の日は月)

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人生は楽ガキ(落書き)だあ! 20

2008年05月19日 | 絵 その5
080519


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ほんとうのひと

2008年05月18日 | 本と雑誌 その2
『デルスウ・ウザ-ラ上下』 アニセ-ニエフ著 河出文庫

写真家星野道夫氏がこよなく愛した本です。
20世紀初頭、シベリアの調査するアニセ-ニエフ一行とゴルド人デルスウとの探検記です。
デルスウはアニセ-ニエフのことをカピタン(親方、隊長)と呼びます。

冒頭場面で誰のためでもなく塩や薪を小屋に置き、それを見たカピタンがなぜそのようなことをするのか尋ねる場面があります。

『「誰か、誰か、別の人、くる。小屋見つける、かわいた薪みつける、マッチみつける、くいものみつける、死なない」とデルスウはこたえます。
旅人へのこの配慮!どうしてこの気持ちのいい感情、他人の利害にたいするこの配慮が、町に住む人々には荒れすさんでしまったのか。だがこれは都会人にも以前はあったものである。』

野生動物と人との違いは、人は埃を作り出してしまうことであろう。
デルスウは家族を天然痘で失い、自然と共に暮す生活の中で埃を作り出すことはしなかった。
都会生活の中では、多くの人が叩けば埃の出る体になってしまい、暮らしの中では便利さの元で常に埃のでる生活を強いられる。

僕たちは埃を払うのに必死で本当の人間(デルスウ)、生活というものを知らなかったのかもしれない。


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漂流記

2008年05月17日 | 本と雑誌 その2
『ロビンソン・クルーソーを探して』 高橋大輔著 新潮社

子供の頃、あこがれを抱いたロビンソン・クルーソーの痕跡を探す探検家。
文献、想像力を駆使して、時間をさかのぼります。

1999年に出版された本ですが、後に著者はロビンソン・クルーソーの住居跡を発見することになります。

本の中でロビンソン・クルーソーの生活の場として
水場に近く、食料が手に入れやすく、平たんな場所で日光があたり乾燥している、海へのアクセスがよく周囲を見渡せる丘がある場所と書かれています。

ロビンソン・クルーソーになりきる著者の姿は、誰しも子供の頃に抱いた夢そのものであったのであろう。
いつに間にか、夢をなくしてしまった現代人は、何になりきろうとしているのだろうか。

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想像力

2008年05月16日 | 読書日記 その4
『赤毛のアン』  モンゴメリ著 講談社

前に赤毛のアンが好きだと書きましたが、男がこんなことを書くのは抵抗がありますが、けっこう男でも好きな人も多いと聞きます。現在再読中。

僕は図書館にあるビデオを総べて観ましたからね。
よくできたアニメだと思います。

「わあい、なんてきれい!なんてすてきなところなの!ここにいられないのはわかっているわ。
でも、いられるんだったら想像すればいいじゃない。ここには、想像力の広がる余地があるもの」

アンには、想像力があればいいんですね。

色んなシリーズがありますが、一番初めの1巻だけ読んだだけでもいいのかなという気がします。

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