アウトドアな日常

インドアからアウトドアへのススメ

漂流記

2008年05月17日 | 本と雑誌 その2
『ロビンソン・クルーソーを探して』 高橋大輔著 新潮社

子供の頃、あこがれを抱いたロビンソン・クルーソーの痕跡を探す探検家。
文献、想像力を駆使して、時間をさかのぼります。

1999年に出版された本ですが、後に著者はロビンソン・クルーソーの住居跡を発見することになります。

本の中でロビンソン・クルーソーの生活の場として
水場に近く、食料が手に入れやすく、平たんな場所で日光があたり乾燥している、海へのアクセスがよく周囲を見渡せる丘がある場所と書かれています。

ロビンソン・クルーソーになりきる著者の姿は、誰しも子供の頃に抱いた夢そのものであったのであろう。
いつに間にか、夢をなくしてしまった現代人は、何になりきろうとしているのだろうか。

コメント
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