アウトドアな日常

インドアからアウトドアへのススメ

飛び出る本 12

2008年05月15日 | 絵 その5
080515
『マーク・トウェイン自伝』

この自伝は墓の中で書いてある・・と序文にあります。
つまり自分が死んだ後に、出版されるようにしたわけです。

印象的なのは、「第53章自然な創作技法」という箇所です。
著者の引き出しには、書きかけの作品が常に3、4編はあったといいます。
作品の真ん中くらいになると、突如歩みを止め、その先に進もうとしないそうです。

理由は簡単でタンクが干上りからっぽになったからで、2、3年机にいれておくとタンクは一杯になり、それを仕上げる仕事はいとも簡単になるそうです。

「知らないうちに有用な脳作用が進むのである」
著者は体験の中で、このようなことを発見したのである。

コメント
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