アウトドアな日常

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優雅な暮らし

2008年05月06日 | 読書日記 その3
『優雅な暮らしにおカネは要らない(貴族式シンプルライフのすすめ)』 アレクサンダ-・フォン・シェーンブルク著

お金をどのように使うかが、その人の優雅さを示すものなのだろう。

序文に森永卓郎氏(経済アナリスト)の言葉が添えられています。
「本当の幸福とは、自分の価値観を持ち、自分の選択で本当にほしいものを腹八分目で買うことである」
テレビ番組で知り合った人たちのことも書かれていて、舞台女優、映画評論家、料理研究家など、お金がなくとも好きなことをしている人たちの表情は豊かで、なにより教養があり知的好奇心が満たされるという。

やはりというべきか、自分の好きなことを持って、一所懸命やれることを持っている人は幸運であると思う。
それでいて、ひとりよがりになることもなく、自慢したり威張ることもない、こんなことはどうでもよくなるのである。
ただ、好きなことであっても人一倍苦労はします。

著者は最後にこう記します。
「礼儀正しさ、親切心、友情、協力心といったものはどれも生活を快適にしてくれる。
 ・・これからの時代には、こうした美徳をふんだんに発揮して人付き合いをしたいものだと思う」


コメント
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