「暁」(あかつき)は、あかとき(明時)の転じた言葉で、
夜半から夜の明ける頃までをいう(広辞苑)
令和3年(2021年)2月11日(木、祭)に暁の茶事を予定していましたが、1月10日に中止を決断し、お客さまへ泣く泣くメールしました。
来年2月に再びお招きすることを心に誓いながら・・・。
その気持ちを忘れないようにこちらへ記しておきます(すみません、最近忘れることがありまして・・・)。
〇〇さま
このような折ですが、2月11日(木、祭)に令和3年・暁の茶事を懲りずに予定しています。
今年(令和2年)2月に第1回暁の茶事をしましたが、毎年1回、令和4年までなんとか3回開催できれば・・・と思って始めました。
〇〇さまにお出ましいただけたら・・・と思い、茶事のお伺いをさせていただきます。
ご返事はできれば早い方がよろしいのですが、1月10日までにお願いします。
また、コロナウイルスの状況によりましては中止もありますことをご承知ください。
かしこ 暁庵
記
令和3年・暁の茶事
暁は私がこの世に生を受けた時刻
その暁刻に茶事を通して私の花、心の花を咲かせたい
それでお軸は薔薇の詩
薔薇ノ木ニ 薔薇ノ花サク
ナニゴトノ不思議ナケレド
生を授けてくださった父母は既にあの世へ旅立った・・・
私は淡々と茶事をする
暁の茶事だ
古の茶人から伝えられた決まりごとがあるかもしれない
それらを受け取ったり受け取らなかったり
かの人の声が聞こえたり聞こえなかったり
私は黙々と暁の茶事をする
来てくださるお客様がいるかぎり
私の茶の命が尽きるまで・・・できたらと
日時 令和3年如月11日(木・祭)
5時席入り(10分前に待合へいらしてください)
席 拙宅・暁庵
寒中 お見舞い申し上げます
寒中から2月にかけて、寒さが一段と厳しくなるこの頃は「暁の茶事」に最適と考え、皆さまのお出ましを心待ちにしておりました。
しかしながら、コロナウイルスの脅威が一段と厳しくなっています。
1都3県に緊急事態宣言が発令され、あれよあれよ・・・という間に神奈川県でも昨日の感染者数が999人となりました。増加数の多さにもうびっくり!しています。
そのような状況の中で茶事の開催についていろいろご心配をおかけしたことと思います・・・。
今回は誠に残念ながら2月11日の「暁の茶事」は中止させていただきます。
コロナウイルスが落ち着きましたら、来年(2022年)2月に再度「暁の茶事」を催したく存じます。
足腰を鍛えて、また、お声掛けさせて頂ければ・・・と思っております。
どうぞくれぐれもコロナに気を付けて、最大限の防御をしてお過ごしください。
また、元気でお目にかかるのを楽しみにしています。
かしこ 暁庵