暁庵の茶事クロスロード

茶事が好きです。茶事の持つ無限の可能性に魅了されて楽しんでいます。2015年2月に京都から終の棲家の横浜へ戻りました。

2018年 謹賀新年

2018年01月19日 | 暮らし

       遠くに富士山、大山、丹沢山塊を臨んで   2018年1月1日撮影


新年あけまして おめでとうございます


年賀のご挨拶が大変遅くなり、ご心配をお掛けしました。
本年もどうぞ宜しくお願いいたします。
いろいろありましたが(のちほどゆっくり書きます)、元気で新年を迎えましたので、ご安心ください。
さて、年初のブログなので2018年正月に思ったことを書いてみます(実は1月1日に半分くらい書いてありました)。

「桃栗3年柿8年、柚子の大馬鹿18年、銀杏の気違い30年」

これはツレから聞いたのですが、桃栗3年柿8年のあとの言葉が新鮮でした。
あとの言葉は地方によって違うみたいで、

  桃栗3年柿8年、梅はすいすい13年、柚子は大馬鹿18年、
  林檎ニコニコ25年、女房の不作は60年、亭主の不作はこれまた一生

  桃栗3年柿8年、柚子は9年でなり下がり、梨のバカめは18年

  桃栗3年柿8年、柚子の大馬鹿18年、銀杏の気違い30年

など他にもいろんなパターンがあるとか。
果樹を植えたら、その実がなるまでに相応の歳月を待たねばならないことから、何事も成就するまでにそれ相応の年月がかかるということを表わしています。






お茶を始めて長い年月が経ちましたが、本気でスイッチが入ったのはとても遅く、強いて言えば「銀杏の気違い30年」でしょうか。
それでもゴールは程遠く、次の言葉をエールのように言い聞かせて歩んでいます。

「桃栗3年柿8年、柚子の大馬鹿18年、銀杏の気違い30年、お茶は一生90年」

課題がいっぱいのお茶の道を命の尽きるまで歩んでいきたい・・・
そして、お茶に出逢った幸せを心に刻んでいきたい・・・と。
人生100年の時代の到来と言われていますが、とりあえず90歳現役をめざしています。
皆さま、どうぞ、宜しくお付き合いくださいませ。