マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

主の降誕(日中)・・・『ひとりの幼子が生まれ、その名は「永遠の御言葉」と言われる。』

2017-12-25 09:30:00 | 待降節。クリスマス。降誕節。四旬節。聖週間。復活節。
    2017年12月25日。 主の御降誕(日中のミサ)

『入祭唱』

『ひとりの幼子が生まれ、一人の男の子がわたしたちに授けられた。
  その肩には主権があり、その名は『永遠の御言葉』と言われる。』
 
                           イザヤ書 9-5

『今日の福音 永遠の御言葉・イエスについて』

『初めに言(ことば)があった。言は神と共にあった。言は神であった。

万物は言によって成った。成ったもので、言によらずに成ったものは何一つなかった。

言の内に命があった。命は人間を照らす光であった。光は暗闇の中で輝いている。
  その光は、まことの光で、世に来てすべての人を照らすのです。

言は、自分を受け入れた人、その名を信じる人々には神の子となる資格を与えた。

言は肉となって、わたしたちの間に宿られた。
       ヨハネ福音書 1章1-18節

    イエス御自身が『神の言葉』と言われます。
 イエスは、神の望んでおられることを知らせるために、世に遣わされたのです。
 
   それで、イエスは、人間に告げられた『神の言葉』と言われるのです。

イエスは、初めから神と一緒におられましたが、神から遣わされてこの世にお生まれになりました。
     すべての人に、『神からの救いのメッセージ』を知らせるためでした。
   イエスは、この『使命』を果たして後、父・神のもとへ帰って行かれるのです。

  
      皆様!
   このイエスの話を信じる人は、本当に生きるのです。
神と一緒に生きる『神の子』:『イエスの兄弟』と言われるのです。
 
『イエスとその兄弟』


『今日の集会祈願』

『永遠の父よ、
あなたは、人間を優れたものとして造り、救いの業を通して、さらに優れたものにしてくださいました。
神のひとり子が人となられことによって、私たちに神の命が与えられますように。』

      皆様! メリークリスマス!  
     

主の降誕(夜半)・・・『お前はわたしの子、今日お前を生んだ。』

2017-12-25 00:00:00 | 待降節。クリスマス。降誕節。四旬節。聖週間。復活節。
    12月25日。 主の御降誕(夜半のミサ)

『入祭唱 神の御言葉』

『神はわたしに仰せになった。
   「お前はわたしの子、今日、わたしはお前を生んだ。」
 
我が教会祭壇前。     『幼子の救い主・イエス』      詩篇 2-7


『集会祈願』

『聖なる神よ、あなたはこの神聖な夜を、
   まことの光キリストによって照らしてくださいました。

 
光に照らされた我が教会。     『まことの光キリスト』

闇に輝く光を見たわたしたちが、その喜びを永遠に歌うことができますように。』


『第一朗読 イザヤの預言』

『ひとりのみどりごがわたしたちのために生まれた。
   ひとりの男の子がわたしたちに与えられた。

 
我が家の馬小屋。    『ひとりの男の子誕生』

権威が彼の肩にある。
その名は、「驚くべき指導者、力ある神、永遠の父、平和の君」と唱えられる。

             イザヤ書 9章1-6節

『平和の君』
その平和はどんな平和でしょうか? 
   その平和は『全き霊的平和』:『キリストの中に在る平和』です。

  イエスのもたらす平和は『互いの間に在る神の平和』です
互いに、尊敬し合い、赦し合い、愛し合う、人の小さな行いの中に存在する平和です。

    人は、たった一言の『ありがとう』で、心が軽くなり、力づけられます。
      人は、ちょっと手を貸してもらうだけで、生きる勇気が出ます。

   『キリストの平和』は、
 国と国の間で争いがなくなるような目に見える平和でなく、目には見えない人々の心に働きかける平和です。
    それは、『霊的平和』であり、世界全体をも動かしていく力を持つ、『心の平和』です。
                     以上。今日の司式司祭の説教の一部から。


『福音朗読 天使の言葉』

『ヨセフは、住民登録のために、ガリラヤの町から、ユダヤのベツレヘムというダビデの町に上って行った。
ところが、
身ごもっていた、いいなずけのマリアが、彼らがベツレヘムにいるうちに、月が満ちて、
初めての子を産み、布にくるんで飼い葉桶に寝かせた。宿屋には彼らの泊まる場所がなかったからである。
すると、
  主の天使が近づき、主の栄光が周りを照らした。
 
我が教会庭の馬小屋。 『飼い葉桶の中に眠る救い主イエス と 近づいた天使』

天使が言った。
「わたしは、民全体に与えられる大きな喜びを告げる。
今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになった。この方こそメシアである。
あなたがたは、布にくるまって飼い葉桶の中に寝ている乳飲み子を見つけるであろう。
    これがあなたがたへのしるしである。」』
       ルカ福音書 2章1-14節

   救い主イエスは、『世の中の一番貧しい場所』に、お生まれになりました。
  主イエスは、神であったのに人となり、しかも、一番貧しい人となって、お生まれになったのです。
主イエスは、すべての人の苦しみを共有し、すべての人の傍におられるために、お生まれになったのです。

『拝領唱』

『御言葉は人となり、わたしたちの間に宿られた。
  わたしたちはその栄光を見た。』

 
          『真の光キリスト』      ヨハネ福音書 1-14

    皆様! メリークリスマス!