マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

退化?進歩? それは驚嘆でした。  そして  『人は現状にとどまっているのがよいのです。』

2016-09-07 23:47:34 | 日々のこと。 世界のこと。

庭にスプリンクラーが設置されました。

本ホースから小ホースに別れ・・・・
その先についた小さな水色のスプリンクラーが、庭にも鉢にもセットされて、自動的に、水を撒いてくれます

   「毎朝の水撒きが必要なくなると、とても楽よ!」
娘夫婦からの、年を重ねた両親への、『スプリンクラー・プレゼント』です。

娘夫婦とその子供達は、芝生を植えて花を咲かせて野菜を作り、造園を楽しんでいます。
楽しんではいても・・・
働く夫婦にとって、毎朝の庭園への水やりは、時間がかかる大仕事です。

で・・・

娘夫婦は、造園を始めた最初から、スプリンクラーをセットしました。 
                    孫息子はスプリンクラーの水の下をくぐるのが好きです!

私は・・・
かたくなに、「水撒きまでしなくなっては、老体が益々退化してしまうわ!」、とスプリンクラー設置を拒んでいました。
娘は・・・
軟らかい心で、「世の中は進歩しているのよ!」と。スプリンクラーを私の家に送りつけて、私の庭に自分で設置してしまった。

   スプリンクラーは、退化ではなく、進化でもなく、驚嘆でした! 
勝手に、朝の7時になると、20分間水をまいて、止まる。 素晴らしい! 
楽ちん!楽ちん!

そおいえば・・・
アメリカでは、何十年も前から、当たり前に、我が家の庭にスプリンクラーが設置されていましたっけ!

 年を重ねると、現状で良いと、かたくなになりがちです。 反省!反省! 娘に感謝!感謝!

 
そして。
今日は9月7日。年間第二十三水曜日。
   『今日の使徒パウロの言葉』

人は現状にとどまっているのがよいのです。

兄弟たち、わたしはこう言いたい。
今からは、
妻のある人はない人のように、泣く人は泣かない人のように、喜ぶ人は喜ばない人のように、
者を買う人は持たない人のように、世の事にかかわっている人は、かかわりのない人のようにすべきです。

この世の有様は過ぎ去るからです。』  コリントの教会への手紙Ⅰ 7章25-31

パウロは・・・
「現状にとどまっているのがよい。」と言います。
私は・・・
「現状で良い。」と、かたくななのです。   両者は、同じようで、まるで逆です。

パウロは・・・
この世の有様は必ず過ぎ去るので、
現状が過ぎ去るのを受け入れるために、ふらふらせず、現状にしっかりととどまっていなさい。 と言うのです。
私は・・・
自分の考えが正しいと考えるので、現状にとどまり、かたくなになってしまうのです。

   娘の行動を見て、パウロの言葉を味わって・・・反省の今日の私でした。

皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
新しい考えや事柄を受け入れながら、現状にとどまれる。 こんな幸せはないかもしれませんね!