マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

36周年 結婚記念日         1/31(水)

2007-02-02 22:25:26 | 父の日。母の日。結婚記念日。
      36回目の結婚記念日

結婚記念日は「何をする日」?

30回、35回と大きな数字の回を重ねていても、昨年までは、
「今年はどこのレストランで記念日を祝うか」に重点がおかれていたし、
「新しく始まる一年も宜しくね・・」なんて挨拶して記念日を楽しんでいました。
忙しい日々の生活の中での、アオシス的「非日常」を楽しむ日という感覚でした

36年目となると、子育てや、仕事や、親の面倒を看ることから全く解放されて、
忙しい若い時代の「非日常を楽しむ」結婚記念日とは、随分感覚が違う感じです。
若い頃には自分の心と目の殆どを向けていた絶対なる仕事(雑事)がなくなった今は、自分の心と目が向かう先は、一日の殆どの時間同じ屋根の下にいる相棒に向うという大きな変化の日常が生まれて来ています。
相棒の存在を改めて大きく意識し、相棒の姿や考えが良く見えてくるわけです。
相棒の存在が、私の前に大きな存在となって見えてきます。
私の場合だけではないと思いますが、中年夫婦の日々の生活の満足度が、相棒との生活の質の良さにかかっている面がとても大きくなってきたわけです。
熟年時代に入った年代が、必ず通る人生の大きな変化です。
私にとって、相棒と向き合う日常はどうでしょう?
それってちょっぴり新鮮で、スリルある、素敵な関係だと思いませんか?

そういう大きな変化が出てきた結婚35年から36年の一年間の後に迎えた今年の結婚記念日は、私にとってとても意味深い一日です。
36年目の結婚記念日は、二人が面と向き合っていく日常のとなったこれからの人生を、どのように送っていくのかを、新婚時代と同様に模索していく「愛の確認の日」となりました。 
新婚時代と同様に、正に「新婚時代」の始まりの日のように思えました。

私の好きな、宮部みゆきの「日暮らし」に書かれていた言葉を思い出します。
「好きになるということは」
ずっと一緒にいたくなり、その人と楽しく暮らしたくなり、その人の笑顔がみたくなり、困ったら助けてあげたくなること。
「嫌いということは」
好きになるということの逆のこと。
その人と一緒にいたくないし、その人と楽しく暮らせなくてもかまわないし、その人の笑う顔は見たくないし、困っていても放っておけるということ。
「惚れるということは」
時間を共に費やすこと。
何がなくなっても、なけなしの心でも、相手が喜んでくれると信じているなら、相手にやれるものを根こそぎ与えてやること。その人の笑顔を見たい。その人と一緒にいたい。その人が困っていたら助けてあげたい。

「私は本当に、相棒が好き?」  「私は本当に、相棒に惚れている?」
相棒の気持ちはどうなのかしら?
今日は「愛の確認」をして、新しい「新婚時代」の始まる日です・・・・

でも、やっぱり美味いディナーも大事!!  
今日のディナーは、勿論大好きなフレンチです!!
コースの魚は、天然とらふぐだそうです!!  
どんな創作料理になるのでしょうか・・・
では、今夜はこれで。 ディナーに行ってきま~~す・・・・・
おやすみなさい・・・