MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

「短時間集中豪雨」と「虹色の雨」

2015年04月17日 | あらかると

常用薬が切れたため午前中に通院。
大病院のため1時間以上待たされるが、
途中名古屋出向や都心在住を除いても30年近くお世話になっているので、
近所の病院に行く利便性よりも優先順位は高い。

待合室にはTVが有り、午後の天候の急変予報を伝えていた。
診察を終え、薬局で薬を手配した後は、
新松戸周辺を逍遥しながら写真を撮るのがいつものパターンなのだが、
空模様が何となく不安定である。
と言うことで薬局の後は何もせずにそのまま帰宅した。

家についた頃は、北の空が真っ暗だった(13時20分撮影)。


遅い昼飯を済ましてNetサーフィンをしていると、
雷鳴が聞こえ、雨音もしていた。
ベランダに出てみると大粒の雨が音を立てて降っていたが、
やがて豪雨の様相を呈してきたので、撮ってみた。
(14時45分撮影)


遠景は霞み、


近隣の運動場は冠水していた。


雨は更に勢いを増し、見ているだけでも恐怖感を覚えたが、
これほどの降雨を見るのは初めてで、撮る事が面白くなってきた。
(14時50分撮影)


雨はやや小降りになり、日も射して来て「狐の嫁入り」状態になった。


若葉に射している日の光が、小枝の水滴を輝かせていたが、
再び大粒の雨が落ちてきた。


太陽光に輝きながら降る雨は面白く、10枚近く撮ったが、
その中の1枚に、虹色の雨が写りこんだ(巻頭の写真・15時撮影))。
光学的には、噴水中に太陽の反対側に立った時に見る虹と同じと思われるが、
一粒と思われる雨の中に虹色を捉えたのははじめてである。

日が射している中を今度は雹が降ってきた。
下の写真で濃い白の筋が雹のようである。


約20分続いた豪雨ともいえる雷雨は、
雷雲の移動と共に止み、雲間から出た薄明光線は、
近隣の工業団地の建物を浮かび上がらせていた。
(15時10分撮影)


光は射したものの、晴れることは無く、
20時過ぎには再び雷鳴と共に降雨があったが、
傘で凌げる程度の雨で、21時現在その雨も止んだ。
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