常用薬が切れたため午前中に通院。
大病院のため1時間以上待たされるが、
途中名古屋出向や都心在住を除いても30年近くお世話になっているので、
近所の病院に行く利便性よりも優先順位は高い。
待合室にはTVが有り、午後の天候の急変予報を伝えていた。
診察を終え、薬局で薬を手配した後は、
新松戸周辺を逍遥しながら写真を撮るのがいつものパターンなのだが、
空模様が何となく不安定である。
と言うことで薬局の後は何もせずにそのまま帰宅した。
家についた頃は、北の空が真っ暗だった(13時20分撮影)。
遅い昼飯を済ましてNetサーフィンをしていると、
雷鳴が聞こえ、雨音もしていた。
ベランダに出てみると大粒の雨が音を立てて降っていたが、
やがて豪雨の様相を呈してきたので、撮ってみた。
(14時45分撮影)
遠景は霞み、
近隣の運動場は冠水していた。
雨は更に勢いを増し、見ているだけでも恐怖感を覚えたが、
これほどの降雨を見るのは初めてで、撮る事が面白くなってきた。
(14時50分撮影)
雨はやや小降りになり、日も射して来て「狐の嫁入り」状態になった。
若葉に射している日の光が、小枝の水滴を輝かせていたが、
再び大粒の雨が落ちてきた。
太陽光に輝きながら降る雨は面白く、10枚近く撮ったが、
その中の1枚に、虹色の雨が写りこんだ(巻頭の写真・15時撮影))。
光学的には、噴水中に太陽の反対側に立った時に見る虹と同じと思われるが、
一粒と思われる雨の中に虹色を捉えたのははじめてである。
日が射している中を今度は雹が降ってきた。
下の写真で濃い白の筋が雹のようである。
約20分続いた豪雨ともいえる雷雨は、
雷雲の移動と共に止み、雲間から出た薄明光線は、
近隣の工業団地の建物を浮かび上がらせていた。
(15時10分撮影)
光は射したものの、晴れることは無く、
20時過ぎには再び雷鳴と共に降雨があったが、
傘で凌げる程度の雨で、21時現在その雨も止んだ。